「紫絞り」は、淡い紫色、濃いめの紫色の複色スイートピーです。
可愛らしい印象のあるスイートピーの中では、ややクールで個性的な印象があります。
今回はスイートピー「紫絞り」の特徴や水揚げ方法、花言葉を解説します。
スイートピー「紫絞り」の主な特徴
- 紫系の複色スイートピー
- 美しいフリルのついた花びら
- 薄く繊細で、ややシミができやすい

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「Flower Smith Market」は花の仕入れ専門サイトです。スイートピー「紫絞り」の産地・生産者情報や、おすすめの水揚げ方法なども掲載しています。
スイートピー「紫絞り」の特徴
スイートピー「紫絞り」の基本的な特徴は以下のとおりです。
色 | 複色(淡い紫・濃い紫) |
香り | 微香(甘い香り) |
出回り時期 | 11月~4月 |
主な生産地 | 宮崎県、大分県 |
日持ち | 1週間程度 |
特別日持ちするお花ではありませんが、香りがよいフレグランスフラワーとして人気があります。
紫系の複色スイートピー
紫絞りの花びらは、濃い紫と淡い紫が混ざり合った色味となっています。
単色のスイートピーと比べると、やや芸術的な雰囲気があります。
単体での使用のほか、アレンジのアクセントとして取り入れるのも素敵ですね。
美しいフリルのついた花びら
紫絞りは、他のスイートピーの品種同様、花びらにフリルがついています。
ひらひらと揺れるようなフリルが美しく、華やかな雰囲気を演出してくれます。
薄く繊細で、ややシミができやすい
紫絞りの花びらは、やや薄く繊細です。
傷がつきやすいため、お手入れの際は丁寧に扱うとよいでしょう。
また、花びらに水がつくとシミになりやすい特性もあります。
水がついた場合は、すぐに優しく拭き取りましょう。
スイートピー「紫絞り」の水揚げ・お手入れ方法
紫絞りの水揚げは、基本的には「水切り」で問題ありません。
ただし花に元気がない場合、水下がりが気になる場合は、「湯揚げ」をしてあげるのが効果的です。
水切りの手順
- 水中のできるだけ深いところで茎の先端をカットする
- 少なめの水につけておく
水の中で茎を切ることで、水圧がかかり、水揚げが良くなります。
また、スイートピーの茎は柔らかく腐りやすいため、水は少なめにするとよいでしょう。
湯揚げの手順
- 茎の先端だけ出るようにし、花全体を新聞紙で巻く
- 茎の先端を斜めにカットする。
- カットした先端を80℃程度のお湯に10~30秒つける
- お湯につかった部分の茎を切り戻し、水につけておく
茎をお湯につけることで、茎の中の空気が抜け、栄養をスムーズに補給できるようになります。
お湯につかった部分の茎は傷みやすいため、あまり深くつけないよう気をつけましょう。
スイートピー「紫絞り」の花言葉
紫絞りの花言葉は、「永遠の喜び」です。
お祝い事や気軽なプレゼント、自分へのご褒美など、幅広い場面で使いやすいお花ですね。
スイートピー全体の花言葉として、「別離」「門出」という意味もあります。
遠く離れてしまう方へのメッセージを込めて贈るのもよいでしょう。

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Flower Smith Marketでは紫絞りを5本から卸売価格で販売しているため、小ロットで購入したい花屋さんも気軽に仕入れることができます。