花図鑑

スターチス「ムーンライト」の特徴や水揚げ方法、花言葉を紹介

スターチス品種図鑑「ムーンライト」

Bloom Note編集部

Bloom Note(ブルームノート)編集部です。お花のお手入れ・アレンジメント方法から、お花屋さんの仕事に必要な知識まで、お花が好きな全ての人に役立つ情報を配信しています!

ムーンライト」は、珍しいバイカラーのスターチスの品種です。
カスミソウのように花と花の間を埋める、フィルフラワーとして人気があるお花です。

今回はスターチス「ムーンライト」の特徴や水揚げ方法花言葉などを紹介します。

スターチス「ムーンライト」の主な特徴

  • 淡く優しいバイカラー
  • 花穂が小さいハイブリット系
  • ドライフラワーのような質感

スターチス「ムーンライト」の特徴

特徴早見「ムーンライト」色・タイプ・咲き方etc

ムーンライトは、ハイブリット系のスターチスです。

ハイブリット系は、花穂が小さく、全体的にかわいらしい雰囲気があります。

白と紫のバイカラー
タイプ ハイブリット系
日持ち 2週間程度
香り なし
出回り時期 通年(5月頃が旬)
主な生産地 秋田県、愛知県、長野県

淡く優しいバイカラー

ムーンライトは、紫と白のバイカラーのお花です。
ガクと呼ばれる白い部分が、紫の小花を包み込みながら咲くので、優しげな雰囲気をもっています。

アンティークな色味の花と相性がよく、渋くなり過ぎないようにしたい時に使ってみてください。

花穂が小さいハイブリット系

ムーンライトは他のスターチスとは違い、花穂が小ぶりなので、カスミソウとよく似ています。

また、細かく枝分かれして咲くので、ボリューム感が調節しやすく、フラワーアレンジメントでも便利に使えます。

ドライフラワーのような質感

ムーンライトは、質感が面白い花です。
カサカサとしたドライな触り心地で、ドライフラワーだと勘違いをしてしまう人もいます。

また、ハイブリット系のスターチスは、色褪せにくく、花が落ちにくいところも魅力です。
生花として楽しんだ後、ドライフラワーにするのもおすすめですよ。

ドライフラワーの作り方

茎を紐で束ねて、花を下向きにした状態で吊り下げください。
風通しのいい場所で2週間ほど乾燥させれば完成です。

ドライフラワーには、他にも様々な作り方があります。『【簡単】ドライフラワーの作り方5選!初心者でも綺麗に仕上げる方法とは?』よりぜひご覧ください!

 

スターチス「ムーンライト」の水揚げ・お手入れ方法

お手入れ方法「ムーンライト」水揚げ・お手入れ方法

お花は水に浸けておけば、自然と水を吸収してくれますが、時折手助けが必要な場合もあります。
少しでも長くお花を楽しむために、「水揚げ」と呼ばれる手助けをしてあげましょう。

ムーンライトの水揚げ方法を紹介します。

ムーンライトの水揚げ方法

  • 茎を斜めにカットする
  • 弱っている場合は湯揚げをする
  • 浅水に浸ける

茎を斜めにカットする

茎をカットする前に、余分は葉や枝は取り除いておくと、花に水が届きやすくなります。

茎の先端を水の中に入れ、斜めに2~3㎝ほどカットしてください。
水圧をかけた状態で、カットすると水がよく上がりますよ。

弱っている場合は湯揚げをする

花が水不足で弱っている場合は、湯揚げを行いましょう。

茎を10㎝ほど出した状態で、全体を新聞紙で巻きます
沸騰したお湯に茎の先端を入れ、泡が出てきたら、10秒ほどで引き上げます。

湯に浸けた部分はカットしてください。

浅水に浸ける

最後は、浅水に浸けてあげましょう。
茎は水に浸かると傷み、カビや雑菌が繁殖するので、2㎝くらいの高さで十分です。

湯揚げをした場合は、すばやく浅水に浸けてください。

スターチス「ムーンライト」の花言葉

ムーンライトがもつ花言葉は、「お茶目」です。

上品な花姿からは予想できない、なんとも愛嬌のある花言葉ですね。
明るくユーモアな友人や家族、先輩へ親しみを込めてプレゼントするといいかもしれません。

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