花図鑑

カーネーション「ライオンキング」特徴やお手入れ方法・花言葉を紹介

2022.09.02

カーネーション品種図鑑「ライオンキング」

Bloom Note編集部

Bloom Note(ブルームノート)編集部です。お花のお手入れ・アレンジメント方法から、お花屋さんの仕事に必要な知識まで、お花が好きな全ての人に役立つ情報を配信しています!

ライオンキング」は、濃いめのオレンジ色・ピンク色の複色カーネーションです。
一見オレンジ1色のようですが、よく見ると花びらのふちにピンクのラインが入っていておしゃれな印象です。

今回はカーネーションの品種「ライオンキング」の特徴や水揚げ方法、花言葉を解説します。

カーネーション「ライオンキング」の主な特徴

  • オレンジとピンクの複色品種
  • 水揚げがよく日持ちが良好
  • 花首や茎が折れやすい点に注意

カーネーション「ライオンキング」の特徴

カーネーション「ライオンキング」の特徴早見

カーネーション「ライオンキング」は以下の特徴をもつ品種です。
見た目が華やかで日持ちもよいため、家で飾る用やブーケ、アレンジなど幅広い場面で重宝するでしょう。

オレンジ・ピンク(複色)
タイプ スタンダード(STD)
咲き方 剣弁咲き
日持ち 1週間~10日程度
香り なし
出回り時期 通年
主な生産地 長野県、千葉県、愛知県、福岡県、コロンビア(輸入)

オレンジとピンクの複色品種

ライオンキングは、オレンジ色をベースに濃いピンクが少し入った複色品種です。
同じ複色カーネーションの「コマチ」「フィエスタコマチ」に比べると、ピンクの主張はやや控えめ。
ギザギザとした花びらのふちに、ランダムにピンク色の縦ラインが入っています。

花色が濃いめで、華やかな印象のカーネーションです。

水揚げがよく日持ちが良好

ライオンキングは他のカーネーション品種と同じく、水揚げのよいお花です。
あまりお手入れにシビアにならなくとも、水をよく吸って綺麗に咲いてくれます。

日持ちにも優れており、1週間~長くて2週間程度も楽しめるでしょう。

花首や茎が折れやすい点に注意

カーネーション共通の特徴として、花首や茎が折れやすい点には注意が必要です。

特に節の部分で折れてしまうことが多いため、水揚げやお手入れの際は節を強く持たないようにしましょう。

カーネーション「ライオンキング」の水揚げ・お手入れ方法

カーネーション「ライオンキング」のお手入れ方法

カーネーション「ライオンキング」を元気よく咲かせるためには、適切な水揚げ作業をしてあげましょう。
ライオンキングに適した水揚げの手順は以下のとおりです。

ライオンキングの水揚げ手順

  • 不要な葉を取り除く
  • 水切り、または水折りする
  • 茎を水につけておく

不要な葉を取り除く

茎の下の方にある、不要な葉は取り除いておきましょう
葉が水につかると水下がりしやすく、花に栄養が行き届きづらくなります。

水切り、または水折りする

茎を水に浸した状態で、切り口が斜めになるように切りましょう。
茎がシャキっとしている場合は、手で折るのもおすすめです。

ポイントは、節のすぐ下ではなく、節から離れた位置でカットすること。
切り口から節までの距離が長い方が、水上がりがよくなります。

水につけておく

茎を切り戻したライオンキングは、水につけておきましょう。
水揚げがよいため、深水にする必要はありません。
ただし花に重みに負けてしまわないよう、あまり少なすぎない水量がおすすめです。

カーネーション「ライオンキング」の花言葉

ライオンキングのような複色カーネーションは、「拒絶」という少し怖い花言葉をもちます。
プレゼントやブーケなどに選ぶ際は、誤解を与えないよう注意しましょう。

一方で、ベース色であるオレンジ色のカーネーションには、「純粋な愛」「あなたを愛します」という花言葉もあります。
複色カーネーションの花言葉はあえて気にせず、「純粋な愛」という意味を込めたプレゼントにするのもおすすめですよ。

カーネーションの花言葉を解説!色別の意味や母の日に贈る由来を紹介

  • この記事を書いた人

Bloom Note編集部

Bloom Note(ブルームノート)編集部です。お花のお手入れ・アレンジメント方法から、お花屋さんの仕事に必要な知識まで、お花が好きな全ての人に役立つ情報を配信しています!

-花図鑑
-