花図鑑

バラ品種「レッドエレガンス」色や咲き方の特徴、水揚げ方法を解説

2022.05.13

バラ品種「レッドエレガンス」色や咲き方の特徴、水揚げ方法を解説

Bloom Note編集部

Bloom Note(ブルームノート)編集部です。お花のお手入れ・アレンジメント方法から、お花屋さんの仕事に必要な知識まで、お花が好きな全ての人に役立つ情報を配信しています!

レッドエレガンス」は、は赤バラの品種の1つです。
エレガンスという名から連想できるとおり優雅で気品のある見た目が特徴で、一輪のサイズが大きいため非常にゴージャスな雰囲気が漂います。

香りがほとんどないため、花の強い香りが苦手な方やプレゼントにもおすすめです。

バラ「レッドエレガンス」の主な特徴

  • 濃く深い赤色で、開花するにつれ色や質感が変化する
  • 大輪でたっぷりした花びらの重なりがゴージャス
  • 耐病性に優れ、開花速度も比較的ゆっくりなため花もちが良い

バラ「レッドエレガンス」の特徴

特徴早見 レッドエレガンス

レッドエレガンスは深紅の美しい赤色が特徴。
クシャっとしたフリルのような花びらは巻きが多く、ボリュームたっぷり。華やかで高級感があります。

開花とともに色・質感が変化し、耐病性にも優れているため比較的長く楽しめる品種のバラです。

赤(濃赤)
タイプ スタンダード(STD)
サイズ 大輪
咲き方 半剣弁ロゼット咲き
開花速度 ややゆっくり
香り なし
出回り時期 通年
原産国 フランス

濃い深紅で、開花するにつれ色・質感が変化する

レッドエレガンスは深みのある落ち着いた赤色のため、どこか気品や優雅さを感じさせます。

開花するにつれ中心の花びらは明るさを帯び、外側はやや黒みを帯びてきます。
さらに花びらの表面もビロードのような質感へと変化するので、時間の経過とともに雰囲気の違いを楽しめることが魅力です。

大輪でたっぷりとした花びらの重なりがゴージャス

レッドエレガンスはボリューム感のある大輪で、たっぷりとした花びらの重なりが非常に華やかでゴージャスです。

一輪のサイズがかなり大きいため、ブーケにすると圧巻!
プロポーズなど特別な日や、記念日のプレゼントにぴったりです。

耐病性に優れ、開花速度も比較的ゆっくりなため花もちが良い

レッドエレガンスは樹勢が良く、耐病性に優れているため扱いやすいことが魅力です。

また、比較的ゆっくりと開花し、花もちが良く長く楽しめるので、お客様にもおすすめしやすいと言えるでしょう。

バラ「レッドエレガンス」の水揚げ・お手入れ方法

レッドエレガンスの下処理・お手入れ方法

病気にも強く比較的花もちが良いレッドエレガンスですが、適切なお手入れをすることでより長持ちさせることができます。
以下の下処理・水揚げ作業を行いましょう。

  1. 下葉と棘の処理
  2. 茎をカットし、水揚げ促進剤につける
  3. 深水につけておく

下葉・棘の処理

水に浸かる部分の葉は全て取り除きます。
葉が水に浸かると、バクテリアや雑菌の繁殖に繋がります。

同様に棘も取り除きます。花同士が傷つかないよう、またお客様が手にした際に怪我をしないよう、しっかり取り除きましょう。
レッドエレガンスは棘が少なめなので、扱いやすい品種です。

茎をカットし、水揚げ促進剤につける

レッドエレガンスの茎を下から2~3センチ程度カットします。
この時、水揚げを良くするため斜めにカットするのがポイントです。
断面積が大きいほど水をよく吸い、花に栄養が行き届きやすくなります。

その後、カットした茎の切り口を、<水揚げ促進剤に3~5秒間ほどつけます。

深水につけておく

あらかじめ清潔なバケツに水を張っておき、水揚げ促進剤につけたレッドエレガンスを素早くバケツに移します。

深水に長時間つけておくことで、水が揚がりやすくなり、レッドエレガンスをより長持ちさせることができます。
最低1時間以上はつけておくのがおすすめです。

バラ「レッドエレガンス」の花言葉

レッドエレガンスには、他の赤いバラと同様に「愛情」「情熱」「あなたを愛しています」「美」などの花言葉があるので、大切な人との記念日や特別な日のプレゼントにぴったりです。

レッドエレガンスを贈る時は、この花言葉もさりげなく伝えるといっそう喜ばれるでしょう。

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