花図鑑

バラ「シンディ」の咲き方や色の特徴、お手入れ方法を紹介

2023.12.26

バラ品種図鑑「シンディ」

Bloom Note編集部

Bloom Note(ブルームノート)編集部です。お花のお手入れ・アレンジメント方法から、お花屋さんの仕事に必要な知識まで、お花が好きな全ての人に役立つ情報を配信しています!

シンディ」は、オレンジ色の王道のバラらしい花形が魅力的な品種です。
1本の茎から複数のお花を咲かせるため、ボリューム感もあり華やかです。

今回は、バラ「シンディ」の見た目や香りの特徴や水揚げ方法、プレゼント前に知っておきたい花言葉などを紹介します。

バラ「シンディ 」の主な特徴

  • オレンジ色の王道のバラらしい花形
  • 1本の茎から複数の花を咲かせるスプレー咲き
  • 紅茶のような上品な微香

バラ「シンディ 」の特徴

特徴早見「シンディ」色・タイプ・咲き方etc

 

オレンジ
咲き方 スプレー咲き、剣弁高芯咲き
香り 微香
サイズ 中輪
出回り時期 通年
主な生産地 静岡県

バラ・シンディは上記の特徴を持つお花です。
咲き方や色、香りの特徴について、詳しく紹介していきます。

オレンジ色の王道のバラらしい花形

シンディは、「剣弁高芯咲き」と呼ばれる咲き方のお花です。
「バラ」と聞いて多くの人が想像するような、先が尖った花弁がきりっと上を向くように咲きます。
存在感のあるオレンジ色の剣弁高芯咲きの花びらは、凛とした高貴な印象で、その場をパッと華やかにしてくれます。

1本の茎から複数の花を咲かせるスプレー咲き

通常、バラは1本の茎から1つのみのお花をつけますが、シンディは、1本の茎から複数のお花を咲かせる「スプレー咲き」の品種です。
1本だけでもボリュームがあるため、花束やアレンジをつくる際には特に活躍してくれます。
例えば、枝の部分で切り分けて花束のように飾ったり複数のブーケに入れてアレンジを楽しんだりできます。

紅茶のような上品な微香

シンディは、紅茶を連想させる香りを持つお花です。
「バラの香り」と聞いてイメージする、豊かな甘さの香りとは異なり、とても上品な印象です。
甘さやフローラル感が強すぎないため、芳烈なバラが苦手という方にもおすすめのお花です。

バラ「シンディ」の水揚げ方法

お手入れ「シンディ」水揚げ・お手入れ方法

シンディを長期間、きれいな状態で楽しむためには適切なお手入れが欠かせません。
花瓶に活ける前に「水揚げ」という処理を施すことで、長く元気に咲いてくれるようになります。

シンディ の水揚げ方法

  • 余分な葉・棘・外側の花びらを取り除く
  • 茎の先端を斜めにカットする
  • 深水にじっくり浸けて水が上がるのを待つ

余分な葉・棘・外側の花びらを取り除く

シンディを長持ちさせるためには、最初に余分な葉や棘、外側の花びらを取り除きましょう。

葉が多く茂ったままだと、お花に十分な栄養が行き渡らなくなってしまいます。
また、棘がついたままだとお手入れの際に手や花びらを傷つけてしまう可能性があります。
外側の花びらについては、バラが成長する過程で傷つきやすくなるため、最初にカットしましょう。

茎の先端を斜めにカットする

余分な葉や棘を取り除いたら、茎の先端をカットします。
具体的には、茎の先端2〜3cmを切れ味の良いハサミなどを使って、斜めに切ってあげましょう。
この作業をすることで、切り口の断面が広く新鮮な状態になり、水を吸収しやすくなるのです。

深水にじっくり浸けて水が上がるのを待つ

茎を切ったら、事前に用意しておいた深水にじっくりと浸けて水が上がるのを待ちましょう。
目安としては、1時間以上浸けておくとで、水が上がってくるようになります。
シンディは茎が細く水が下がりやすいため、たっぷりの水に浸けることがポイントです。

バラ「シンディ」の花言葉

シンディは、「絆」「信頼」「包容力」などの花言葉を持っています。
恋人へのプレゼントにはもちろんのこと、家族や友人、同僚など仕事の仲間への贈り物にも良いですね。
花言葉だけでなく、花色も咲き方も上品で美しいため、老若男女問わず、プレゼントしやすいお花と言えます。

-花図鑑
-