花図鑑

ラナンキュラス「茜てまり」の特徴や水揚げ方法・花言葉

2023.02.03

ラナンキュラス品種図鑑「茜てまり」

Bloom Note編集部

Bloom Note(ブルームノート)編集部です。お花のお手入れ・アレンジメント方法から、お花屋さんの仕事に必要な知識まで、お花が好きな全ての人に役立つ情報を配信しています!

ラナンキュラス「茜てまり」は、香川県で生産されるオリジナル品種シリーズ「てまりシリーズ」の品種です。
名前から連想するとおり、ころんとした丸い形が特徴の可愛らしいお花です。

今回は「茜てまり」の色や咲き方などの特徴や、お花に合った水揚げ方法花言葉を解説します。

ラナンキュラス「茜てまり」の主な特徴

  • 鮮やかでクリアな赤色
  • 他のラナンキュラスより日持ちしやすい
  • 茎がスリムで丈夫

ラナンキュラス「茜てまり」の特徴

茜てまりの特徴早見

タイプ スタンダード
咲き方 八重咲き
日持ち 8~10日程度
香り なし
出回り時期 12月~4月
主な生産地 香川県

茜てまりは、枝分かれのない一輪咲きタイプのラナンキュラスです。
明るい花色や花もちの良さが魅力で、人気の高い品種です。

鮮やかでクリアな赤色

茜てまりの花色は、鮮やかでクリアなレッド
バラやカーネーションを連想するような華やかな見た目が特徴です。

花のサイズは他のラナンキュラスに比べて小さめですので、アレンジの主役としても脇役としても映える、使い勝手の良さが魅力です。

他のラナンキュラスより日持ちしやすい

茜てまりは、他のラナンキュラスよりも日持ちしやすいという特徴があります。
大田花きが行った花持ち試験の調査結果によると、てまりシリーズの品種が「9日間」日持ちしたとのデータが出ています。

一般的なラナンキュラスの日持ちは1週間程度と言われていますので、茜てまりはより長く鑑賞できるお花だといえるでしょう。

茎がスリムで丈夫

茜てまりの茎はほっそりとしていますが、比較的丈夫で折れにくい特性があります。

ただし、水につかった部分の茎は腐りやすいため、飾るときは浅水がおすすめ。
深水にすると、茎が傷む分折れてしまうリスクも高くなります。

ラナンキュラス「茜てまり」の水揚げ・お手入れ方法

茜てまりのお手入れ方法
 
ラナンキュラス「茜てまり」の水揚げは、以下の方法で行うのがおすすめです。

茜てまりの水揚げ方法

  • 茎をまっすぐカットする
  • 浅水につけておく
  • 花びらについた水滴は拭き取る

茎をまっすぐカットする

茎が柔らかく腐りやすい特性があるため、断面が大きくならないよう「まっすぐ」カットしましょう。
カットする際は、茎を水中の深いところで切ると、水圧がかかって水揚げがよくなります。

浅水につけておく

茎をカットしたら、浅水につけておきましょう。
水下がりが気になる場合は、浅水に移す前に、水揚げ促進剤を使用するのも効果的です。

花びらについた水滴は拭き取る

茜てまりの花びらはやや薄く繊細ですので、水がつくとシミになりやすい傾向があります。
水揚げ作業時、花びらに水がついてしまった場合は、ティッシュや布で優しく拭き取りましょう。

ラナンキュラス「茜てまり」の花言葉

茜てまりのような赤色のラナンキュラスには、「あなたは魅力的」という花言葉があります。
情熱的な赤色のイメージにぴったりの花言葉ですね。

恋人や気になっている人に、プレゼントとして贈るのもおすすめです。
茜てまりと組み合わせるお花を選ぶなら、ラナンキュラスの色別の花言葉もチェックしてみてはいかがでしょうか。

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