花図鑑

スターチス「ナホトカ」の特徴や水揚げの方法、花言葉の解説

2024.01.05

スターチス品種図鑑「ナホトカ」

Bloom Note編集部

Bloom Note(ブルームノート)編集部です。お花のお手入れ・アレンジメント方法から、お花屋さんの仕事に必要な知識まで、お花が好きな全ての人に役立つ情報を配信しています!

ナホトカ」は、ピンク色がかった淡い紫色のスターチスです。

花もちが良く、色あせにくいことからドライフラワーとしても人気があるお花です。
この記事ではスターチス「ナホトカ」の特徴やお手入れ方法花言葉などを紹介します。

スターチス「ナホトカ」の主な特徴

  • ピンク色ががった淡い紫色が優しい印象
  • お花(ガク)が大きくボリューム感がある
  • 非常に花もちが良く、色あせにくい

スターチス「ナホトカ」の特徴

特徴早見「ナホトカ」色・タイプ・咲き方etc

ナホトカは優しい印象の紫色をしたスターチスの品種です。
枝先に歯ブラシのような、ふさふさとしたお花を咲かせます。

ナホトカの特徴を以下の表にまとめました。

淡い紫色
日持ち 2週間程度
香り なし
出回り時期 10月~6月
主な生産地 千葉県、和歌山

ピンク色ががった淡い紫色が優しい印象

ナホトカはピンク色がかった淡い紫色のお花を持つスターチスです。

落ち着いた色合いのお花なので、一緒に合わせるお花を選ばないのも嬉しいポイントです。
ナホトカの淡いお色に合わせて、白色やグリーンなどナチュラルカラーのお花と束ねるのもおすすめですよ。

お花(ガク)が大きくボリューム感がある

ナホトカは枝先のブラシと呼ばれるお花やガクの部分にボリューム感があるのが特徴の1つです。

ナホトカの紫色の部分は実はガクです。
ガクの中で小さく咲いている部分がお花に当たります。

枝先にふさふさとしたガクをたくさん咲かせる姿は、華やかで可憐な印象ですよ。

非常に花もちが良く、色あせにくい

スターチスは全体的に非常に花もちが良く、色あせにくい特徴があります。
ナホトカを乾燥させて、ドライフラワーとして楽しむ人も多くいますよ。

日持ちするお花ですが、水に浸けている茎の部分は傷みやすいため注意しましょう。

スターチス「ナホトカ」の水揚げ・お手入れ方法

お手入れ「ナホトカ」水揚げ・お手入れ方法

ナホトカは非常に花もちが良いお花ですが、切り花を長持ちさせるためには水揚げのお手入れが欠かせません。
購入後は、以下の手順で水揚げをしてあげましょう。

ナホトカの水揚げ方法

  • 余分な葉を取り除く
  • 水中で茎を斜めにカットする
  • 浅水に浸けておく
  • お花に元気がないときは湯揚げをする

余分な葉を取り除く

茎に余分な葉があるときは取り除きましょう
葉が水に浸かると水が傷む原因になるためです。

また、葉が多く残っているとお花に栄養が行き届きにくくなります。

水中で茎を斜めにカットする

ナホトカの茎を水中に浸けて切れ味の良いハサミでカットします。
断面積を大きくしてお花が水を吸収しやすいように、茎は斜めに切りましょう

なるべく水中の深いところで切ることで水圧がかかって、より水が上がりやすくなりますよ。

浅水に浸けておく

茎をカットしたらすぐに浅水に移しましょう
水に浸かっている部分の茎は傷みやすいため、少量の水に浸けておきます。

お水がなくなっていないか、こまめに確認してあげましょう。

お花に元気がないときは湯揚げをする

ナホトカに元気がないときは湯揚げをするのがおすすめです。

お花全体を新聞紙で巻いた後、茎の先端を沸騰したお湯に10秒ほど浸けます。
湯揚げした後は浅水で管理しましょう。

茎の中の空気が外に出ることで、お花に水が上がりやすくなりますよ。

スターチス「ナホトカ」の花言葉

ナホトカの花言葉は「上品」「しとやか」です。

紫色が持つ高貴な印象から付いた花言葉だといわれています。
優しい色合いで落ち着いた印象のナホトカにぴったりの花言葉ですね。

相手や立場を問わず贈りやすいお花なので、大切な人にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

-花図鑑
-