太陽に向かって咲き誇るひまわりのお花。
見ているだけで元気が出てくるこのお花は、夏の時期のプレゼントとしても定番です。
今回は、そんなひまわりの花言葉について紹介します。
色や大きさによって異なる花言葉や、花言葉から見たひまわりを贈るおすすめのシチュエーションについても解説しています。
ひまわりのプレゼントをお考えの方は、ぜひ役立ててみてください。
こんな方におすすめ
- ひまわりの花言葉を知りたい
- ひまわりの花をプレゼントしようと思っている
色別のひまわりの花言葉
「ひまわりは黄色いお花」というイメージを持っている方も多いかもしれません。
しかし、実は黄色以外のひまわりも存在します。
そして、花言葉も色によって変わってくるのです。
まずは、色別のひまわりの花言葉について見てみましょう。
黄色のひまわりの花言葉
黄色のひまわりの花言葉は大きく分けると3つあります。
- 「あなただけを見つめる」「あなたを幸せにします」
- 「憧れ」「情熱」
- 「光り輝く」
「あなただけを見つめる」「あなたを幸せにします」
1つ目の花言葉は、「あなただけを見つめる」「あなたを幸せにします」です。
これは、ひまわりが太陽の方を向いて咲く様子に由来すると言われています。
恋人へのプレゼントや、プロポーズなど愛を伝えたい際にぴったりの花言葉ですね。
「憧れ」「情熱」
2つ目の花言葉は、「憧れ」「情熱」です。
これは、太陽に夏の暑さに負けずに元気に咲くひまわりの様子や、まるで太陽に憧れを持って咲く様子から来ていると考えられています。
「憧れ」という花言葉は、両親へのプレゼントや先輩・上司などに感謝の気持ちを込めて贈るのに最適です。
また、「情熱」という意味を込めて、何か目標に向けて努力している人へ、応援の気持ちを込めてプレゼントするのも良いですね。
「光り輝く」
3つ目の花言葉は、「光り輝く」です。
夏の燦々とした太陽に照らされて、輝くようなひまわりがイメージされます。
この花言葉を込めて、お誕生日や合格祝いなど、おめでたい日に贈るのも良いですね。
ちなみに、ひまわりは7月の誕生花としても有名です。
オレンジのひまわりの花言葉
オレンジのひまわりの花言葉は、「未来を見つめて」です。
鮮やかなビタミンカラーの元気な花姿にぴったりのイメージですね。
このようなとっても明るい花言葉は、卒業や転職、異動など、新たな門出を迎える人への贈り物に最適です。
また、病気の方へのお見舞いとしてのプレゼントとしてもおすすめできます。
紫のひまわりの花言葉
元気でポジティブなイメージのひまわりのお花ですが、実は怖い意味を持つものもあります。
それは、紫のひまわりの花言葉。
紫のひまわりには実は「悲哀」という意味が込められているのです。
深い紫の大輪のお花はエレガントで上品な印象ですが、プレゼントには向きません。
確かに、見方によってはどんよりとした暗い雰囲気をまとっているように感じることもありますね。
どうしても紫のひまわりをプレゼントに選びたい場合は、ポジティブな花言葉を持った別のお花と一緒に渡すか、メッセージカードなどを添えて、誤解のないように贈りましょう。
白いひまわりの花言葉
あまり目にする機会はないかもしれませんが、白い花びらを持ったひまわりも存在します。
可憐な印象の白いひまわりは、花言葉も黄色のものとは大きく異なり「程よき恋愛」となります。
控えめなカラーから連想される印象そのままですね。
相手からの思いが強すぎて、冷静さを持って欲しい場合などに使えるかもしれません。
大きさ別のひまわりの花言葉
ひまわりの花言葉は、実は色だけでなく、お花の大きさによっても変わってきます。
花の大きさによって異なる花言葉を持つのは、他のお花ではあまり見ません。
それでは、大小のひまわりでそれぞれどんな意味を持つのか、見てみましょう。
大輪のひまわりの花言葉
驚くかもしれませんが、大きなひまわりの花言葉には、「偽りの愛」「偽りの金持ち」という意味があります。
この少し怖い花言葉の由来は、歴史にあると言われています。
その昔、古代インカ帝国ではひまわり崇拝の対象で、ひまわりを模したモチーフが王冠や祭壇に掘られていました。
しかし、スペインからの侵略者たちにより、ひまわりが略奪されてしまいます。
そして彼らがまるで自分達のもののようにひまわりを扱ったことから、「偽りの愛」「偽りの金持ち」という花言葉がつけられたと言われているのです。
小輪のひまわりの花言葉
一方で、小ぶりなひまわりには「高貴」「愛慕」といった花姿のイメージ通りの花言葉がつけられています。
プレゼントとして渡す場合は、大小交えて花束を作ると良いかもしれませんね。
本数によってひまわりの花言葉は変わる?
ひまわりの花束をプレゼントしようと考えると、色や大きさのほかに「何本くらい渡すべき?」と迷ってしまいますよね。
花言葉を意識して花束の本数を決めたいと思う方もいるかもしれませんが、実はひまわりは渡す本数によって意味が変わることはありません。
バラの花束であれば、「1本は『一目ぼれ』」「12本は『付き合ってください』」「108本は『結婚して下さい』」など、本数によって異なる意味を込められます。
しかし、これは基本的にバラ特有の文化です。
ひまわりは何本渡しても、意味は同じです。
ただし、最近ではこのようなバラの文化をほかのお花に適用するケースも見られるようです。
本数に意味を込めたい場合は、気持ちが伝わるように言葉も一緒に添えて渡すと良いでしょう。
この記事を参考に、ひまわりのプレゼント選びに役立ててみてください。