大切な方への結婚祝いとして、お花を贈りたいという方も多いのではないでしょうか。
お花は結婚祝いの定番アイテム。気持ちを込めたお花をプレゼントすれば、きっとお相手に喜んでもらえます。
ただし結婚祝いでお花を贈る際には、どんな種類が最適なのか、避けた方がよい花があるかなど、考えるべきことがたくさんあります。
良かれと思って贈った花が、結婚祝いとしてふさわしくない花だったというケースも少なくありません。
そこで本記事では、結婚祝いのお花を選ぶポイントや、おすすめのお花などを紹介します。
お花を贈るときのマナーについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
こんな方におすすめ
- 結婚祝いで贈る花選びで悩んでいる
- 結婚祝いでお花を贈る際のマナーが知りたい
- 結婚祝いにぴったりなお花の種類が知りたい
結婚祝いの花を選ぶときのポイント3つ
結婚祝いの花を選ぶ際は、以下3つのポイントを意識しましょう。
- 相手の好きな色から花を選ぶ
- 結婚祝いにぴったりな花言葉から選ぶ
- 相場価格内で選ぶ
相手の好きな色から花を選ぶ
相手の好きな色がわかっていれば、その色をメインとしたお花選びをするのが一番喜ばれます。
好きな色が明確にはわからない場合も、よく身に着けている服や小物の色に合わせてお花を選んでみましょう。
どうしても色で迷う場合は、ピンクや白など明るい色のお花を選ぶと間違いありません。
結婚祝いにぴったりな花言葉から選ぶ
結婚祝いにぴったりな花言葉といえば、青いバラの「神の祝福」、白いカーネーションの「尊敬」などたくさんあります。
素敵な花言葉をメッセージに添えてプレゼントすれば、いっそう喜ばれるでしょう。
逆に、結婚祝いにふさわしくない花言葉をもつお花は避けるのが無難です。
結婚祝いに適さない花言葉の一例
- 黄色いバラ:「嫉妬」
- 赤いバラ:「あなたを愛しています」
- 紫陽花「冷酷」
人気のバラですが、色によってはネガティブな意味を持っていたり、誤解を招いたりする可能性もあります。
また、本数によっても意味が異なってきますのでよく確認しておきましょう。
相場価格内で選ぶ選ぶ
結婚祝いで花を購入する際の相場価格は、約3,000〜10,000円です。
相場価格内で、相手好みのデザインや色などを考慮して選ぶとよいでしょう。
なお、結婚祝い以外の品物も用意している場合や、ご祝儀を多めに用意している場合は、相場価格より安めでも問題ありません。
あまりにも高価なお祝いを贈ると相手に気を使わせてしまいますので、10,000円以内のお花を選ぶことをおすすめします。
結婚祝いにぴったりのおすすめの花5選
ここからは、結婚祝いで特におすすめの花を5つご紹介します。
いずれも素敵な花言葉を持つお花ばかりですので、参考にしてみてください。
青いバラ
青いバラには、「夢が叶う」「神の祝福」「奇跡」などの花言葉があります。
青いバラは自然界に存在せず、栽培も不可能だと言われていました。
しかし、長年の研究によってようやく青いバラが誕生し、上記の花言葉がつけられたそうです。
特に長年の愛を育み、結婚にたどり着いたカップルにぴったりの花だと言えるでしょう。
スターチス
切り花やドライフラワーとして人気の高いスターチスは、花が色あせにくいことから「永遠に変わらない」「変わらぬ心」「永久不変」などの花言葉を持ちます。
結婚祝いにスターチスを贈ることで、「末長く幸せな生活を送ってください」というメッセージを伝えることができるでしょう。
一年中手に入るお花なので、季節を問わずプレゼントできる点も人気の理由です。
サルビア
サルビアの花言葉は「健康」「安全」「尊敬」など。
そのほかにも「家族愛」「良い家庭」などの花言葉があるため、結婚祝いで贈るお花にぴったりですね。
「健やかで笑顔溢れる結婚生活を過ごしてほしい」という願いを込めて贈りたいお花です。
鈴蘭
鈴のような可愛らしい花を咲かせる鈴蘭は、「純粋」「純潔」などの花言葉を持っています。
「純粋な気持ちのまま変わらぬ関係でいてほしい」という願いを込めて贈るとよいでしょう。
鈴蘭は海外で「聖母マリアの花」と呼ばれており、結婚祝いの花として贈る風習があります。
純粋な愛を実らせて結婚生活をスタートする2人にぴったりのお花ですね。
ブルースター
青い星の形をしたブルースターは、ブーケとしても人気が高いお花です。
花言葉は「信じ合う心」「幸福な愛」など。幸福を呼ぶアイテムとして、数多くの結婚式で使われています。
欧米では、花嫁が結婚式で青いアイテムを身につけると、幸せになれるという風習があります。
このときに身につける青いアイテムのことを「サムシングブルー」と呼び、日本でも知られるようになりました。
サムシングブルーの1つとして、ブルースターをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
結婚祝いの花を贈るときのマナー
結婚祝いとして花を贈る際は、以下のマナーに注意しましょう。
- 結婚式場へは直接送らない
- 割れ物は一緒に贈らない
- 配送するタイミングに注意する
上記のマナーをおろそかにすると、相手に不快な思いをさせてしまう可能性もあります。
結婚祝いを気持ちよく受け取ってもらうためにも、マナーをしっかりと押さえておきましょう。
結婚式場へは直接送らない
花を結婚式場に直送するのは基本的にNGです。
結婚式で使われる花は、結婚式のテーマや会場の雰囲気に合わせて選ばれます。
ですので、結婚式のイメージと違う花を送ってしまうと、せっかく送った花も飾れる場所がありません。
相手から花のリクエストがある場合はリクエスト通りの花を送ればよいですが、花のリクエストがない場合は、式場へ直接送るのは避けましょう。
どうしても結婚式当日に花を送りたい場合は、事前に花の希望を聞いておくことをおすすめします。
割れ物は一緒に贈らない
結婚祝いの花と花瓶などの割れ物を一緒に贈るのは避けましょう。
割れ物や壊れ物は「関係が壊れる」「真っ二つになる」などと言われており、縁起が悪いとされています。
したがって、ガラス製や陶器類の製品などは結婚祝いとして相応しくありません。
新郎新婦が良くても、親族が不快に思うケースもありますので注意が必要です。
もし、花と一緒に花瓶も贈りたいのであれば、木や紙で作られたバスケットやリースなどをおすすめします。
配送するタイミングに注意する
結婚祝いの花を配送する際は、結婚式に近い日にちは避けましょう。
結婚式の直前は準備で慌ただしいため、花を飾っている余裕がないこともありますし、結婚当日は自宅にいないため受け取りができません。
結婚式直後も、新婚旅行や新居への引っ越しなどで忙しいケースがほとんど。
したがって、花を配送するタイミングは結婚式の直前ではなく、結婚式の1か月前または1か月後が無難です。
お相手が結婚式を挙げない場合は、相手のスケジュールを確認したうえで花を配送しましょう。
まとめ
今回は結婚祝いで贈る花の選び方や、おすすめの花をご紹介しました。
結婚祝いを贈る際は、素敵な花言葉を持つお花を選ぶと気持ちが伝わりやすいでしょう。
逆に、結婚祝いにふさわしくない花言葉があるお花は避けた方が無難です。
また、結婚祝いでお花を贈る際はマナーにも注意し、お相手や親族の方に不快な思いをさせないような気配りが重要です。
本記事が、大切な人に喜ばれるお花選びの参考になれば幸いです。