カーネーション「エルメスオレンジ」特徴や水揚げ方法・花言葉を解説

「エルメスオレンジ」はオレンジ色のカーネーションの品種です。
黄色いカーネーション「エルメス」を品種改良したお花で、エルメスと同じく花もちの良さが特徴。

フランスの革製品ブランド「エルメス（HERMES）」のブランドカラーもエルメス・オレンジと呼ばれていますよね。
品種名から連想するとおり、高級感のある上品なお花です。

カーネーション「エルメスオレンジ」の特徴

エルメスオレンジの特徴は、色味を除いて同じシリーズの品種「エルメス」と同じです。
1年を通して出回っており、入手しやすいのが嬉しいですね。

強すぎないコーラルオレンジの花びら

「エルメス」の花びらが黄色であるのに対し、「エルメスオレンジ」はオレンジ色に発色します。
濃いオレンジと表現されることもありますが、どちらかというとコーラル寄りの優しい色をしています。

女性が好みやすい色味ですので、プレゼントとしてもおすすめしたいお花ですね。

病原菌への耐性があり花もちが良い

エルメスオレンジは病気に強く、しっかり日持ちしてくれるお花です。
エルメスよりも色が濃いため、もし花びらに傷がついてしまった場合も目立ちづらいでしょう。

輸送時の衝撃にも強く、扱いやすい品種です。

カーネーション「エルメスオレンジ」の水揚げ・お手入れ方法

エルメスオレンジを仕入れた後は、適切な水揚げ作業を行って、より品質を維持しやすい状態にしておきましょう。
水揚げの手順は以下のとおりです。

1. 下葉の処理
2. 茎を切り戻す
3. 水につけて保管する

下葉の処理

いくら花もちの良いエルメスオレンジでも、葉を多く残した状態だと花に栄養が届かなくなってしまいます。
茎の下部分にある葉は取り除いておきましょう。

茎を切り戻す

清潔でよく切れるハサミやナイフを使い、空切りします。
断面積を大きくすることで水上がりがさらに良くなりますので、斜めにカットするようにしましょう。

節の真下を切ると花もちが悪くなってしまいますので、節から離れた位置でカットするのがポイントです。

水につけて保管する

切り戻した茎を水につけておきましょう。
浅めの水でも十分に水を吸い、お花が生き生きと咲いてくれますよ。

カーネーション「エルメスオレンジ」の花言葉

エルメスオレンジのようなオレンジ色のカーネーションの花言葉は、「純粋な愛」「熱烈な愛」「あなたを愛します」など。
愛情を表現するお花ですので、プレゼントにぴったりですね。

母の日に贈るのも良いですし、恋人へのプレゼントとして選んでも喜ばれるお花でしょう。