花図鑑

カーネーション「セイラム」色や日持ちの特徴と水揚げ方法を解説

2023.04.13

カーネーション品種図鑑「セイラム」

Bloom Note編集部

Bloom Note(ブルームノート)編集部です。お花のお手入れ・アレンジメント方法から、お花屋さんの仕事に必要な知識まで、お花が好きな全ての人に役立つ情報を配信しています!

カーネーション「セイラム」は、赤をベースにやや白っぽいピンク色が混ざり合った品種です。
単色のカーネーションとは異なる、個性的な魅力があります。

この記事ではカーネーション「セイラム」の特徴や水揚げ方法、プレゼント時に知っておきたい花言葉を紹介します。

カーネーション「セイラム」の主な特徴

  • 赤とくすみピンクのシックな花色
  • 綺麗な姿を長く楽しめる
  • 花のサイズが大きく豪華な印象

カーネーション「セイラム」の特徴早見

セイラムの特徴早見

赤・ピンク
タイプ スタンダード(STD)
咲き方 剣弁咲き
日持ち 1週間~10日
香り なし
出回り時期 通年
主な生産地 南米

セイラムの特徴は上記のとおりです。
色や日持ちについて、具体的な内容を見ていきましょう。

赤とくすみピンクのシックな花色

セイラムの花びらは、赤色とくすみがかったピンク色が混ざり合った色味をしています。
色の混ざり方には個体差があり、全体的に赤っぽく見えるものや、ピンクっぽく見えるものなどさまざま。

全体的に大人っぽくシックな雰囲気があり、年上の方へのプレゼントとしてもおすすめです。

綺麗な姿を長く楽しめる

セイラムは他のカーネーションと同様、非常に日持ちしやすいお花です。
通常は1週間~10日程度、こまめにお手入れすれば2週間ほど楽しむこともできますよ。
濃いめの花色のため、少し傷が入っても目立ちにくい点もメリットです。

花のサイズが大きく豪華な印象

南米を中心に生産されるセイラムは、発色がよく、花のサイズが大きいのが特徴です。
1つ1つの花に存在感があるため、花瓶に1輪だけ飾るのも素敵です。

何本かを束ねてブーケにすれば、より豪華な印象を演出することもできるでしょう。

カーネーション「セイラム」の水揚げ・お手入れ方法

セイラムの水揚げ方法

セイラムの花をより長く楽しむためには、購入直後の水揚げが重要です。
セイラムに合った水揚げ方法は以下のとおりです。

セイラムの水揚げ手順

  • 余分な葉を取り除く
  • 茎を水中で斜めにカットする
  • 水につけておく

余分な葉を取り除く

葉をできるだけ少なくしておいた方が、水揚げがよくなります。
特に水につかる部分の葉は、丁寧に取り除いておきましょう。

葉を強く引っ張ると、茎が折れてしまうリスクもありますので、ハサミなどでカットするのがおすすめです。

茎を水中で斜めにカットする

茎を水中に沈めた状態で、先端を斜めにカットします。
斜めにカットすることで、水を吸う断面が広がり、花に栄養が行き届きやすくなります。

カットする際は、切り口から節までの距離が遠くなるようにしましょう。
節のすぐ下で切ってしまうと、水の吸い上げが悪くなってしまいます。

水につけておく

茎を切り戻した後は、適量の水につけておきましょう
水揚げのよいお花ですので、深水にする必要はありません。
ただし水が少なすぎると、花の重みに負けて折れやすくなりますので注意しましょう。

カーネーション「セイラム」の花言葉

セイラムなどの複色カーネーションには、「愛の拒絶」といったネガティブな花言葉があります。
ただし赤をベースとしたお花ですので、赤いカーネーションの花言葉である「母への愛」などの意味も込めることができるでしょう。

花言葉による誤解を招きたくない場合は、メッセージカードや手紙を添えて贈るのがおすすめです。

カーネーションの色別の花言葉はこちら

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