花図鑑

スイートピー「ロイヤルクイーン」の特徴と水揚げ方法

2023.03.14

スイートピー品種図鑑「ロイヤルクイーン」

Bloom Note編集部

Bloom Note(ブルームノート)編集部です。お花のお手入れ・アレンジメント方法から、お花屋さんの仕事に必要な知識まで、お花が好きな全ての人に役立つ情報を配信しています!

ロイヤルクイーン(ローヤルクイーン)」は、紫色のスイートピーの品種です。
比較的はっきりとした色味で、高級感のある印象です。

今回はスイートピー「ロイヤルクイーン」の特徴や水揚げ方法、花言葉を解説します。

スイートピー「ロイヤルクイーン」の主な特徴

  • 高級感のある濃いめの紫色
  • 甘くフルーティーな強い香り
  • フリルのついた繊細な花びら

スイートピー「ロイヤルクイーン」の特徴

ロイヤルクイーンの特徴早見

スイートピー「ロイヤルクイーン(ローヤルクイーン)」の特徴は以下のとおりです。

香り 強香(甘くフルーティーな香り)
出回り時期 11月~4月
主な生産地 宮崎県、大分県
日持ち 1週間程度

色や香りなど、具体的な特性を見ていきましょう。

高級感のある濃いめの紫色

ロイヤルクイーンの花びらは、比較的濃い紫色をしています。
淡い花色が多いスイートピーの中では、やや珍しい品種ですね。

紫は高貴なイメージのある色でもありますので、尊敬する人へのプレゼントとしてもおすすめですよ。

甘くフルーティーな強い香り

ロイヤルクイーンは、スイートピーの中でも特に強い香りをもつ品種です。
バラやブドウに似た、甘さとフルーティーさを併せ持った香りで、優しい気分にさせてくれます。

ただし、お花の強い香りが苦手な方には不向きですので、使うシーンに注意しましょう。

フリルのついた繊細な花びら

ロイヤルクイーンの花びらには軽やかなフリルがついており、特にブーケにすると華やかな印象をプラスしてくれます。

一方で花びらの質感は薄く繊細ですので、ややシミや傷ができやすい一面も。
濃いめの花色ですので目立ちにくいですが、花びらに強く触れないよう丁寧に扱いましょう。

スイートピー「ロイヤルクイーン」の水揚げ・お手入れ方法

ロイヤルクイーンのお手入れ方法

ロイヤルクイーン(ローヤルクイーン)の水揚げ方法としては、水切りまたは湯揚げがおすすめです。
花が新鮮な状態なら「水切り」、花に元気がない場合は「湯揚げ」を行いましょう。

水切りの手順

  1. 茎を水に沈めた状態で斜めにカットする
  2. 5センチ程度の水に1~2時間つけておく

しっかり水が揚がったら、少なめの水で管理しましょう。
スイートピーの茎は柔らかいため、深水にすると腐りやすくなってしまいます

湯揚げの手順

  1. 茎の先端を残し、花全体を新聞紙でしっかりと巻く
  2. 茎の先端を斜めにカットする
  3. カットした茎の先端を80℃程度のお湯に10~30秒つける
  4. お湯につかった部分の茎を切り戻し、5センチ程度の水に1~2時間つけておく

湯揚げすることで導管内の空気が抜け、水分をスムーズに補給できるようになります。
新聞紙で巻く際は、花びらが潰れないよう注意しましょう。

スイートピー「ロイヤルクイーン」の花言葉

ロイヤルクイーンには、「永遠の喜び」という花言葉があります。
お祝い事など、晴れやかな場にぴったりの花言葉ですね。

濃い紫色の花色ですので、男性・女性問わずいろんな方にプレゼントしやすいお花です。

スイートピーの花言葉一覧はこちら

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