花図鑑

ダリア「イエロークオーツ」の特徴や水揚げ方法、花言葉を紹介

2023.11.08

ダリア品種図鑑「イエロークオーツ」

Bloom Note編集部

Bloom Note(ブルームノート)編集部です。お花のお手入れ・アレンジメント方法から、お花屋さんの仕事に必要な知識まで、お花が好きな全ての人に役立つ情報を配信しています!

イエロークオーツ」は、鮮明なレモンイエローが目を惹くダリアの品種です。

今回はダリア「イエロークオーツの魅力やお手入れ方法プレゼントシーンでも役立つ花言葉などを紹介します。

ダリア「イエロークオーツ」の主な特徴

  • みずみずしさを感じるレモンイエロー
  • 外側にカールする花びら
  • 和風のアレンジにも合う

ダリア「イエロークオーツ」の特徴

特徴早見「イエロークオーツ」色・タイプ・咲き方etc

イエロークオーツは、クオーツ(水晶)と名付けられるほど、透明感のある花びらを持つ品種です。
レモンイエローの花びらは、明るく爽やかな印象があります。

レモンイエロー
咲き方 セミカクタス咲き
日持ち 5~7日
香り なし
出回り時期 通年
主な生産地 千葉県、長野県、愛知県、和歌山県

みずみずしさを感じるレモンイエロー

イエロークオーツの魅力は、色味の透明感にあります。
白や緑、パステルカラーの花と相性がよく、組み合わせることでナチュラルかつ明るい雰囲気に仕上がるでしょう。

外側にカールする花びら

イエロークオーツは、セミカクタス咲きと呼ぶ、花びらがやや外側に反り返った咲き方をします。
花びら一枚一枚に立体感があり、一輪挿しでも映える花姿です。

ただし、繊細な花びらなので、外側から縮れてくることもあります。
気になる場合は、抜かずに先端をカットして使用すると、より長く美しい状態を保てるでしょう。

和風のアレンジにも合う

イエロークオーツは、「和」の雰囲気にも合うことが特徴の1つ。
和婚式の会場装花や、新婦のヘッドパーツとしてもよく用いられています。

最近では、モダンでおしゃれな正月飾りに使用する花材として人気があります。

ダリア「イエロークオーツ」の水揚げ・お手入れ方法

お手入れ方法「イエロークオーツ」水揚げ・お手入れ方法

より長くイエロークオーツを楽しむために、適切な水揚げ処理を行いましょう。
イエロークオーツに適した水揚げ方法は、以下のとおりです。

イエロークオーツの水揚げ方法

  • 必要のない葉を丁寧にカットする
  • 水上がりをよくするために湯揚げをする
  • 深水に長時間浸ける

必要のない葉を丁寧にカットする

花にしっかりと栄養を行き渡らせるため、余分な葉はあらかじめカットしてください。
ただし、ダリアの茎は空洞で折れやすいので、丁寧な作業が必要です。

水上がりをよくするために湯揚げをする

ダリアは水下がりしやすい花なので、湯揚げをおすすめします。

茎の先端を斜めに2㎝ほどカットし、新聞紙を巻いて花びらや葉を保護します。
沸騰したお湯に先端を浸け、20~30秒ほど待ちましょう。

湯揚げをすることで、茎の中の空気を排出し、水上がりを良くします。

深水に長時間浸ける

湯揚げを行った後は、水を張ったバケツに長時間浸けてください。
花首のあたりまで水に入れると、水圧で水が上がりやすくなります。

葉や花がふやけてしまうのを防ぐため、新聞紙は巻いたままで大丈夫です。

ダリア「イエロークオーツ」の花言葉

イエロークオーツの花言葉には、「優美」「栄華」などがあります。
幸運をイメージする黄色にちなんでつけられたそうです。

意味を伝えた上でプレゼントするのであれば、女性に喜ばれる花言葉ですね。
明るく華やかな見た目なので、開店祝いや開業祝い、親切にしてくれた女性上司への昇進祝いなどで贈るのがおすすめです。

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