花図鑑

バラ品種「ピーチアバランチェ」花言葉や色などの特徴、水揚げ方法を紹介

2022.05.18

バラ品種図鑑「ピーチアバランチェ」

Bloom Note編集部

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ピーチアバランチェ」は淡いクリームオレンジ色のバラで、非常に人気の高いアバランシチェシリーズの一種。
白バラの「アバランチェ+」の枝変わり品種のひとつで、他にもスイートアバランチェ+などがあります。

花びらの巻きも多く美しい花型で、ボリューム感がある大輪です。

バラ「ピーチアバランチェ」の主な特徴

  • 柔らかなクリームオレンジ色が明るく優しげな印象
  • たっぷりとした花びらで存在感のある大輪
  • 花もちが良く、ゆっくり開花する

バラ「ピーチアバランチェ」の特徴

特徴早見 ピーチアバランチェ

ピーチアバランチェは、柔らかなアプリコット色が特徴。

紅茶のような上品な香りがほんのり優しく香る程度なので、花の強い香りが苦手な方にもおすすめしやすいバラです。

黄色(クリームオレンジ)
タイプ スタンダード(STD)
サイズ 大輪
咲き方 剣弁高芯咲き
開花速度 ゆっくり
香り 微香(上品な紅茶の葉の香り)
出回り時期 通年
作出年 2007年
原産国 オランダ

柔らかなクリームオレンジ色が明るく優しげな印象

ピーチアバランチェの花びらは黄色ともオレンジとも言えない絶妙なクリームオレンジで、まさに桃のような色合い

アンティークのような雰囲気も感じられ、優しく落ち着きのある印象のバラ品種です。
スタンダードな赤やピンクのバラに少し飽きてしまった方、こだわりのあるブーケを求めている方におすすめすると喜ばれるでしょう。

たっぷりとした花びらで存在感のある大輪

ピーチアバランチェは花びらの巻きも多く、ボリューム感のある大輪です。
これはアバランチェシリーズの特徴でもあります。

開花するにつれ中心のオレンジ色がやや濃くなるので、変化も楽しめるバラです。

花もちが良く、ゆっくり開花する

ピーチアバランチェは比較的ゆっくりと開花し、花もちが良いというのが特徴です。

長く楽しめるので、デイリーにも贈り物としてもおすすめしやすく、店頭にも置きやすいのが魅力の品種です。

バラ「ピーチアバランチェ」の水揚げ・お手入れ方法

ピーチアバランチェの下処理・お手入れ方法

花もちが良いピーチアバランチェですが、適切なお手入れをすることでより元気に、長持ちさせることができます。
店頭に置く前には、以下の下処理・水揚げ作業を行いましょう。

  1. 下葉と棘の処理
  2. 茎をカットし、水揚げ促進剤につける
  3. 深水につけておく

下葉・棘の処理

水に浸かる部分の葉は、全て取り除きます。
花に栄養が行き届きやすい状態になるので、この処理は必ず行いましょう。

他のバラ品種と同様に、棘も丁寧に取り除きます。

茎をカットし、水揚げ促進剤につける

下葉と棘の処理が終わったら、水揚げを良くするために茎を斜めにカット(切り戻し)します。
カットした茎の切り口を、水揚げ促進剤に3~5秒間ほどつけます。

深水につけておく

水揚げ促進剤につけたピーチアバランチェを、水を張った清潔なバケツに移します。

その後、深水に最低1時間以上つけ、水が揚がるのを待ちます。
水の量ではなく、深さがポイント。
水圧により水の吸収率が良くなるため、ピーチアバランチェをより長持ちさせることができます。

バラを長持ちさせるためのお手入れ方法については、以下の記事でもくわしく解説しています。

バラの切り花お手入れ方法 長持ちさせる方法は?バラの切り花のお手入れ方法を紹介!綺麗なバラが長持ちするテクニックとは?

バラの切り花を長持ちさせるためには、水揚げのほか、水と花瓶の衛生管理や、適切な温度管理も重要です。バラがぐったりしているなど、よくあるトラブル別のお手入れ方法も紹介します。

バラ「ピーチアバランチェ」の花言葉

ピーチアバランチェには、「愛」「君のみが知る」「温かい心」「一時の感銘」といった花言葉があります。
柔らかな花色に合った、温かさが感じられる花言葉ですね。

ブライダルにも大切な人へのブーケとしても、幅広いシーンにおすすめのバラです。
バラには色別だけでなく、本数別の花言葉もありますので、プレゼントとして贈る際には本数も意識してみてはいかがでしょうか。

バラの花言葉 本数・色・状態・部位別の意味とは?バラの花言葉にはどんな意味がある?本数・色別に詳しく解説

プレゼントの際に覚えておきたい薔薇の色別・本数別の花言葉をまとめて紹介。そのほか、バラの状態や部位別の花言葉もありますので、豆知識として覚えておきましょう。

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