花図鑑

バラ「マダムセリーズ」色や咲き方の特徴と水揚げ方法を紹介

2023.04.19

バラ品種図鑑「マダムセリーズ」色・咲き方の特徴や水揚げ方法を紹介

Bloom Note編集部

Bloom Note(ブルームノート)編集部です。お花のお手入れ・アレンジメント方法から、お花屋さんの仕事に必要な知識まで、お花が好きな全ての人に役立つ情報を配信しています!

バラ「マダムセリーズ(マダムセリース)」は、赤に近い濃いピンク色の品種です。
明るい花色や、比較的大きめの花が特徴で、豪華な印象を演出できます。

この記事ではバラ「マダムセリーズ」の特徴やお花に合った水揚げ方法、花言葉を紹介します。

バラ「マダムセリーズ」の主な特徴

  • 赤に近い鮮やかなピンク色の花びら
  • 花のサイズが大きく豪華な印象
  • 巻きが固く、花びらが広がりづらい

バラ「マダムセリーズ」の特徴

特徴早見「マダムセリーズ」色・咲き方・香り

濃いピンク
系統 スタンダード(STD)タイプ
咲き方 高芯咲き
サイズ 大輪
香り なし
出回り時期 通年
主な生産地 ケニア、ウガンダなど
日持ち 1週間程度

マダムセリーズ(マダムセリース)は、ケニアやウガンダなど南アフリカを中心に生産されている品種です。
色や咲き方など、具体的な特徴を見ていきましょう。

赤に近い鮮やかなピンク色の花びら

マダムセリーズの花びらは、赤に近い濃いピンク色をしています。
鮮やかで明度の高い色味で、ブーケなどのアレンジに取り入れると、一気に華やかさを演出してくれます。

深みのある色よりも、明るい色のバラが好きな方におすすめの品種です。

花のサイズが大きく豪華な印象

マダムセリーズは、バラの中でも比較的花のサイズが大きい大輪品種です。
1本1本のボリュームがあるため、少ない本数でも豪華な印象になります。

ただし花が大きい分、首折れなどのリスクもありますので、しっかりと水揚げしておくとよいでしょう。

巻きが固く、花びらが広がりづらい

南アフリカを中心に生産されるマダムセリーズは、国産のバラに比べて花びらの巻きが固い特性があります。
花びらが外に広がりづらいため、傷が目立ちづらい点がメリットといえるでしょう。

一方で、開花にやや時間がかかることもありますので、ブライダルなど日取りが決まったシーンでの利用には注意が必要です。

バラ「マダムセリーズ」の水揚げ・お手入れ方法

お手入れ方法「マダムセリーズ」お花に合った水揚げ方法

マダムセリーズの購入後は、できるだけ長持ちさせるために適切な水揚げを行いましょう。
マダムセリーズに合った水揚げ方法は、以下のとおりです。

水揚げ手順

  • 葉やトゲをカットしておく
  • 茎を斜めに切り戻し、水揚げ促進剤につける
  • 深水に2~3時間つけておく

葉やトゲをカットしておく

水につかる部分の葉や、不要なトゲはあらかじめ取り除いておきましょう。
葉が多く残っていると、水揚げを妨げてしまう原因となります。

葉やトゲを取り除く際、強く引っ張ると茎が裂けてしまう場合もありますので、ハサミやナイフでカットするようにしましょう。

茎を斜めに切り戻し、水揚げ促進剤につける

水を吸い上げる断面が大きくなるよう、茎を斜めにカットします。
カットした茎の切り口は、水揚げ促進剤に数秒つけましょう。

水揚げ促進剤の使用は必須ではありませんが、使った方が水揚がりが良くなります。

深水に2~3時間つけておく

花首の下あたりまでつかる深水に移し、2~3時間つけておきましょう
バラは水下がりしやすいため、深水での水揚げが必須です。

花に元気がない場合は、全体を新聞紙で巻いた後、茎の切り口を熱湯につける「湯揚げ」もおすすめです。

バラ「マダムセリーズ」の花言葉

マダムセリーズには、「しとやか」「上品」「魅力」などの花言葉があります。
憧れの人や恋人へのプレゼントにぴったりの意味を込めることができますよ。

バラは本数によっても異なる花言葉を持ちますので、ブーケにする際は本数別の意味も知っておくとよいでしょう。

バラの色別・本数別の花言葉はこちら

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