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胡蝶蘭のマナー

法事に胡蝶蘭を贈る際のマナーと選び方【色・サイズ・予算の目安】

胡蝶蘭は法事に贈っていいの?マナーや選び方・購入におすすめの通販

Bloom Note編集部

Bloom Note(ブルームノート)編集部です。お花のお手入れ・アレンジメント方法から、お花屋さんの仕事に必要な知識まで、お花が好きな全ての人に役立つ情報を配信しています!

この記事はこんな人におすすめ

  • 胡蝶蘭を法事で贈る際のマナーを知りたい
  • 法事用の胡蝶蘭の選び方を知りたい
  • 法事用の胡蝶蘭を買うのにおすすめの店を知りたい

胡蝶蘭はお祝い用の花というイメージが強いため、お供え用のお花にするのは失礼なんじゃないかと迷ってしまう方もいらっしゃいますよね。

胡蝶蘭は香りや花粉が少なく毒や棘もないため法事用のお供え花に最適です。
しかし、初めて法事用のお供えのお花を用意する場合はマナーや選び方が分からないこともあるでしょう。

この記事では、胡蝶蘭を法事で贈る際の選び方や失礼にならないためのマナーについて解説していきます。
法事のシーン別におすすめの胡蝶蘭や、購入するのにおすすめの通販サイトなども掲載しています。

法事のお供えに胡蝶蘭がいい理由

胡蝶蘭はお供え用のお花としても最適です。
お供えのお花に胡蝶蘭が適している理由は以下があげられます。

  • お手入れが簡単で長持ちする
  • 棘や毒がない
  • 花粉や香りが少ない
  • 和洋どちらの法事にも合う

法事で供えるお花はすぐに枯れない方が好ましいため、花持ちのいい胡蝶蘭が選ばれています。
また、胡蝶蘭は少ない水やりで育つため法事で忙しいご遺族の手を煩わせることがないのも利点です。

お供え花でタブーとされている棘や毒もなく花粉や香りが少ないことも胡蝶蘭が人気の理由です。

純白の胡蝶蘭の花は仏教、キリスト教でもお供え花として贈ることができ、和洋どちらの法事でも用いることができます。

お供えで避けるべきお花の特徴

お供えで避けるべきお花の特徴を確認しておくと、胡蝶蘭がお供えに適している理由がより納得できますよ。
また、胡蝶蘭を花束やアレンジメントにした時に組み合わせるお花の参考にしてくださいね。

お供えで避けるべきお花の特徴とお花の例は以下のとおりです。

花の特徴 理由 花の例
死を連想させる
  • 赤、黒など暗い色の花は死を連想させる
  • 枯れる姿が不吉とされる
バラ、ユリ、チューリップ
毒がある
  • 故人に毒を盛るという意味がある
  • 死を連想させる
スズラン、チューリップ、シャクナゲ、紫陽花
トゲがある
  • 故人を傷つけるという意味がある
  • ご遺族に怪我をさせる恐れがある
バラ、アザミ
香りが強い
  • 花の香りが線香と混ざる
  • 故人を不快にさせる可能性がある
ユリ、カサブランカ、キンモクセイ
花粉が落ちやすい
  • 仏壇を汚してしまう恐れがある
  • 服に花粉が付着する恐れがある
ひまわり、ポピー、ハイビスカス、サザンカ
花弁が落ちやすい
  • 花びらが散る姿が死を連想して不吉
  • 人の身体がバラバラに落ちることを連想させる
  • 仏壇が汚れるため清掃の手間がかかる
ツバキ、コスモス、チューリップ
ツルがある ツルが絡む様子が「成仏できない」ことを連想させる スイートピー、ジャスミン
人が食べる花
  • お供え物は食べ物とお花を区別すべきという考えがある
  • 故人に食べ物を供えることになり不適切
菜の花、ハーブ

法事でお供えするお花は生花でなくてはならないというルールはないため、プリザードフラワーを選ぶこともできます。
ただし、ドライフラワーは死を連想させるため避けるようにしましょう。

また、タブーとされているお花でも、棘や花粉を取り除けるのであればお供え花に利用してもよいとされています。

法事での胡蝶蘭の選び方

法事で供える胡蝶蘭は、法事のシーンや催しを行う会場に合わせて選ぶようにしましょう。
一般的には、以下のような胡蝶蘭が法事のシーンでは選ばれています。

花色 花色は白、または淡い色
本数 奇数(3本立、5本立)がおすすめ
サイズ 大輪、ミディ胡蝶蘭が一般的

それぞれの選び方について詳しく解説していきます。

花色は白、または淡い色を選ぶ

法事で贈るのであれば、胡蝶蘭の色は白、または淡い色を選びましょう。

一般的に四十九日までは白い胡蝶蘭を選ぶのが無難です。
四十九日以降はピンクや黄色、紫色なども選択できますので、故人の方が好きだった色のお花を贈りましょう。

ただし、濃い色や派手な色は避けるようにしましょう。

四十九日までは「白上がり」というマナーがある

故人が亡くなって四十九日を越えるまでは、供えるお花は「白上がり」を用意するというマナーがあります。

白上がりは、白い花を基調にしてグリーンを差し色にしてまとめたお花のことを指します。

最近は形式にこだわらずに四十九日前でも故人が好きなお花を用意することも増えています。
しかし、式場やお寺のルール、ご遺族の意向で白上がりを用意した方が良い場合もあるため覚えておきましょう。

寄せ植え本数は奇数にする

胡蝶蘭の寄せ植え本数は、3本立、または5本立を選びます。

日本では昔から奇数は縁起が良いとされており、好まれている数字です。
また、「4」は不吉な数字と捉えられる可能性があるため避けるようにしましょう。

ただし、仏壇に胡蝶蘭を置く場合は2本立のミディ胡蝶蘭が選ばれるケースもあります。
置き場所の状況によって本数を決めましょう。

花は大輪、またはミディが一般的

胡蝶蘭の種類は大輪胡蝶蘭、またはミディ胡蝶蘭が選ばれています。
お花の大きさは、法事を行う場所や状況によって対応しましょう。

例えば、法事を斎場などで行う場合は大輪胡蝶蘭などの大きなお花を選んでも置き場所があることが多いでしょう。

しかし、ご自宅に和尚さんを呼んで法事を行うのであれば、大きすぎる胡蝶蘭は迷惑になってしまいます。
また、仏壇の中やその周りに胡蝶蘭を置く際も、ミディ胡蝶蘭の方が鉢が小さくて置きやすいです。

お供え用の胡蝶蘭の予算

法事用の胡蝶蘭の予算は、1万円~2万円程度が一般的です。

胡蝶蘭の予算相場は故人との関係によっても異なります。
詳しい予算相場は以下のとおりです。

故人との間柄 予算相場
親しい間柄、親族 1万円~3万円
知人・友人 5,000円~1.5万円
会社関係者 1万円~2万円
重要な取引先 1.5万円〜3万円程度
ご近所の方 3,000円~5,000円

血縁の近い親族や、重要な取引先に贈る場合のみ3万円までの予算相場となります。
どなたに贈るにしても、品質の良い胡蝶蘭やアレンジなどを選ぶようにしましょう。

法事のシーン別におすすめの胡蝶蘭

近年の法事では故人の好きな色を贈っている場合もありますが、迷った際は以下の色の胡蝶蘭を選ぶといいでしょう。

  • 初七日:枕花・供花にできる白の胡蝶蘭
  • 四十九日:白い胡蝶蘭が無難
  • 一周忌:故人の好きな色
  • 初盆・新盆:白の胡蝶蘭

一般的には四十九日を越えるまでの法事、初盆・新盆などの丁寧に行われる催しは白色の花を選択すると間違いありません。
しかし、贈るお花の色味はご遺族の意向によって上記以外でも構わない場合もあるため事前に確認してみるのがおすすめです。

初七日

初七日で贈る胡蝶蘭は白色の胡蝶蘭を選びましょう。
近年では、葬儀と初七日が同時に行われるケースが増えています。

初七日向けのお花を選ぶ際は、枕花や供花にできるお花がいいでしょう。

ただし、白い胡蝶蘭を選ぶ際はリップの色に注意が必要です。
赤リップの胡蝶蘭は紅白カラーでお祝い向けなため、故人の冥福を祈る場では避けましょう。

四十九日

四十九日で贈る胡蝶蘭も、白色を選ぶと間違いありません。
胡蝶蘭の大きさは法要を行う場所によって大輪胡蝶蘭、ミディ胡蝶蘭の適した方を選びましょう。

四十九日は故人が無事に極楽浄土へ行けることを祈る催事ですので重要視されている法要です。
会場を手配されていることが多いですが、ご自宅で小規模に行っている可能性もあるため確認してみましょう。

一周忌

胡蝶蘭を一周忌で贈る場合は、故人の好きな色の胡蝶蘭を選ぶと良いでしょう。
一周忌は故人を偲ぶために行われるため、明るい色を選んでも問題ありません

仏花に適した色は白、ピンク、黄色、青、紫などがあげられます。
特に好きな色がなさそうであれば白の胡蝶蘭を選択すると間違いないでしょう。

BloomNoteライター
ただし、あくまで一周忌ですのでお祝いで贈るようなおめでたいお花は避けましょう。

初盆・新盆

初盆(新盆)で胡蝶蘭をお供えするのであれば、白色を選ぶのがベターです。

初盆は、葬儀、初七日、四十九日明けに初めて訪れるお盆のことを指します。
亡くなったばかりの故人が帰ってくるため、大々的に催されることがほとんどです。

特別な法要となるため、白色で統一して丁寧に故人を偲ぶのが一般的とされています。

法事で胡蝶蘭をお供えする時のマナー

法事で胡蝶蘭を贈る際は、失礼にならないよう以下のマナーに気を付けましょう。

  • 前日までに届くように手配する
  • 立て札を付ける
  • ラッピングは落ち着いた印象のものを選ぶ

法事の場合は、立札の書き方がお祝いの時と異なります。
間違いがないように確認しておきましょう。

前日までに届くように手配する

購入した胡蝶蘭は、なるべく前日までに届けるようにしましょう。

法事の当日はご遺族や式場のスタッフが忙しく、受け取りや設置が手間になってしまう可能性があります。
また、もしも前日に胡蝶蘭を届ける場合はご遺族や会場の方に到着予定時間などを事前に伝えておきましょう。

立て札を付ける

法事として胡蝶蘭を贈る場合も、立札を必ずつけるようにしましょう。

ただし、お供え用の立札は一般的なお祝いようの立札と書き方が異なるため注意が必要です。
お供え花の立札の決まりは以下のとおりです。

  • 内容は縦書きにする
  • 冠文字(御供)と贈り主のみ記載する

札の種類は「木札」と「紙札」のどちらでも構いません。
ただし、立札の内容は縦書きで記載するようにしましょう。

また、お供え花の場合は立札に故人のお名前を入れる必要はありません。
冠文字の「御供」と胡蝶蘭を手配した方のお名前を記載しましょう。

ラッピングは落ち着いた印象のものを選ぶ

お供え用の胡蝶蘭のラッピングは、落ち着いた雰囲気のものにしましょう。
華やかで明るい装飾は避け、以下のようなラッピングを選ぶようにします。

ラッピングの色
  • 薄いグリーン
  • ブルー
包装の素材
  • 不識布
  • 和紙
  • 包装紙
リボン
  • 白、薄い紫など落ち着いた色を選ぶ
  • シンプルで控えめなものを選ぶ
  • リボンは1つだけにする
その他
  • ラッピングやリボンは無地で1色のものが良い
  • ラメやキラキラしたリボンは避ける
  • 透明なフィルムは好まれないことが多い

お花を手配する際、お店の方にお供えで使う旨を伝えれば法事に相応しいラッピングにしてくれますよ。
故人の好きな色などの希望があるのであれば、購入時に伝えるといいでしょう。

法事で胡蝶蘭を手配する際の注意点

法事で胡蝶蘭を贈る際は、以下の注意点を事前に確認しておくと安心です。

  • 胡蝶蘭を手配して大丈夫か確認する
  • 鉢植えがNGな場合がある
  • 冬場はすぐ枯れる恐れがある

それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。

胡蝶蘭を手配して大丈夫か確認する

お供え用の胡蝶蘭を用意する前に、胡蝶蘭を手配しても問題ないか確認しましょう。
確認は、法事が行われる会場ご遺族の両方に行えるとなお安心です。

以下のような場合は胡蝶蘭を贈れませんので注意しましょう。

  • 会場に指定業者以外のお花を持ち込めない
  • 地域の風習・宗派でタブーになっている
  • 「供物・供花辞退」の記載がある

会場・斎場によっては、指定の業者以外からのお花の受け入れを断っていることがあります。
持ち込み料が必要なケースもあるため、会場のルールを確認しておきましょう。

また、地域の風習や宗派によっては胡蝶蘭以外のお花がお供え花と決まっている場合があります。
葬祭のルールは地域とご家庭によって異なるため、決まりを詳しく聞いておきましょう。

他にも、ご遺族がお供えのお花を辞退しているケースがあります。
知らずに贈ってしまうと迷惑になってしまうため注意しましょう。

鉢植えがNGな場合がある

仏教では、土や肥料を不浄と考えている宗派があります。
また、鉢植えは「根付く(寝付く)」という意味で縁起が悪く、タブー扱いになっていることがあります。

鉢植えの胡蝶蘭がダメな場合は、アレンジメントなどを検討しましょう。

BloomNoteライター
ただし、事前にご遺族に確認して問題ないようであれば鉢植えを贈ることも可能です。
ご遺族の価値観次第ですので1度尋ねてみましょう。

冬場はすぐ枯れる恐れがある

胡蝶蘭は花持ちの良さが魅力的な花ですが、寒さに弱いため冬場は注意が必要です。

法事の場では、すぐに枯れる花は縁起が悪いと言われています。
気温が10℃以下になると、胡蝶蘭はすぐに弱って花を落としてしまいます。

冬場は胡蝶蘭を避けたり、造花の胡蝶蘭を贈る方が安全でしょう。

法事用の胡蝶蘭が買えるおすすめ通販サイト

法事用の胡蝶蘭を手配する際は、以下の通販サイトを利用するのがおすすめです。

  • HanaPrime(ハナプライム)
  • 花秘書

アレンジメント商品を扱っている通販サイトであれば、胡蝶蘭のお花を使ったアレンジも依頼することができます。
ここでは、おすすめの通販サイトを紹介します。

HanaPrime(ハナプライム)

HanaPrime

ハナプライムはお供え・お悔みに適した商品が多く、選択肢が多いのが魅力的です。
商品数が揃っているためそれぞれの商品写真でイメージを確認することが可能です。

特徴
  • リーズナブルな価格で品質の高い胡蝶蘭を販売
  • 写真送信サービス、立札やメッセージカードが無料サービス
  • 関東・関西は14時までの注文で当日配送
無料オプション 立て札・メッセージカード、写真送信サービス
配送可能エリア 沖縄・離島を除く全国
最短配達日 翌日配送※北海道、九州など一部地域を除く
取り扱い (ミニ胡蝶蘭)、ミディ胡蝶蘭、大輪胡蝶蘭、花束、アレンジメント
  • 【HanaPrime】お供え花 大輪胡蝶蘭36輪~39輪(3本立)白
    お供え花 大輪胡蝶蘭36輪~39輪(3本立)白
    15,000円
  • 【HanaPrime】供花 アレンジメント
    供花 アレンジメント
    4,950円
  • 【HanaPrime】お供え花 ミディ胡蝶蘭3本立 アマビリス
    お供え花 ミディ胡蝶蘭3本立 アマビリス
    8,500円

花秘書

花秘書

花秘書は法事に適した胡蝶蘭やアレンジメントを取り扱っています。
お供えアレンジはお花の色を指定でき、「白基調+青・紫」「白基調+黄系」など故人好みのお花を用意することができますよ。

特徴
  • 法人向けの高品質な胡蝶蘭を販売
  • 送料無料で配達可能
  • シーン別にお供え花が選びやすい
無料オプション 写真送信サービス、立て札(厚紙札)、メッセージカード、ラッピング
配送可能エリア
  • 生花:本州、四国
  • 造花(光触媒):全国

※生花は沖縄、北海道、九州、離島には配送することができません

最短配達日
  • 当日配達:東京23区限定
  • 翌日配達:関東・中部・近畿(商品・地域によっては不可)
取り扱い ミディ胡蝶蘭、大輪胡蝶蘭、アレンジメント、光触媒(造花)胡蝶蘭
  • 【花秘書】省スペース胡蝶蘭Twins14
    省スペース胡蝶蘭Twins14
    11,000円
  • 【花秘書】お供えアレンジメント
    お供えアレンジメント
    11,000円
  • 【花秘書】お悔やみ お供えの花 供花
    お悔やみ お供えの花 供花
    22,000円

まとめ

胡蝶蘭は、以下の理由から法事などのお供え花におすすめと言われています。

  • お手入れが簡単で長持ちする
  • 棘や毒がない
  • 花粉や香りが少ない
  • 和洋どちらの法事にも合う

法事でお供えする胡蝶蘭を選ぶ際は、白の大輪、またはミディ胡蝶蘭がおすすめです。

胡蝶蘭の本数は奇数が縁起が良いと言われているため3本立、5本立が選ばれています。
予算相場1万円~3万円程度の胡蝶蘭を探してみましょう。

最近はマナーやしきたりを重視せず、故人が好きだった胡蝶蘭を贈ることもありますが、一般的に法事のシーン別に以下のような胡蝶蘭を選ぶと良いとされています。

初七日
  • 白の胡蝶蘭
  • 枕花、供花にもなるお花
四十九日
  • 白の胡蝶蘭
  • 法要を行う会場によって花の大きさを選ぶ
一周忌
  • 故人が好きな色の胡蝶蘭
  • 明るい色でも問題ない
  • お祝い用の胡蝶蘭は避ける
初盆・新盆
  • 白の胡蝶蘭
  • 白で統一して丁寧に故人を偲ぶ

また、お供え用の胡蝶蘭を手配する際は立札を付けて前日までに届くようにするのがマナーです。
ラッピングは落ち着いたものを選ぶなど、ご遺族への配慮を忘れないようにしましょう。

場合によっては、地域の風習やご遺族の宗派の関係で胡蝶蘭や鉢植えがタブーとされていることがあります。
胡蝶蘭を手配する前にご遺族や法事会場に事前確認を行いましょう。

お供え用のお花を用意する場合は、胡蝶蘭とアレンジメント花の両方を取り扱っている「HanaPrime(ハナプライム)」や「花秘書」を利用するのがおすすめですよ。

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