トルコキキョウ「ボヤージュライトアプリコット」は、淡く優しいアプリコット色が可愛い品種。
人気の高い「ボヤージュシリーズ」のひとつで、フリンジのある大輪が見事なお花です。
今回はトルコキキョウ「ボヤージュライトアプリコット」の詳しい特徴や水揚げ・お手入れ方法、花言葉を紹介します。
トルコキキョウ「ボヤージュライトアプリコット」の主な特徴
- ややオレンジを帯びた淡いピンク色の花びら
- 花びらにフリンジがあり、巻きが多く豪華
- 花首や茎がしっかりしていて扱いやすい
トルコキキョウ「ボヤージュライトアプリコット」の特徴
色 | ピンク |
品種群 | ボヤージュシリーズ |
咲き方 | 八重咲き |
日持ち | 2週間程度 |
香り | なし |
出回り時期 | 7月~10月 |
主な生産地 | 長野県、福島県、静岡県 |
トルコキキョウ「ボヤージュライトアプリコット」の概要は上記のとおりです。
具体的な特徴を見ていきましょう。
ややオレンジを帯びた淡いピンク色の花びら
ボヤージュライトアプリコットの花びらは、オレンジ味を帯びた淡いピンク色です。
ニュアンスカラー独特の雰囲気があり、アンティークっぽい風合いも素敵です。
プレゼント用のブーケに取り入れると上品に仕上がるでしょう。
花びらにフリンジがあり、巻きが多く豪華
ボヤージュライトアプリコットなど「ボヤージュシリーズ」のトルコキキョウの大きな特徴は、花びらが波打つようなフリンジになっていること。
八重咲きで花びらの枚数も多いため、非常にボリューム感があり豪華です。
花束にするといっそうゴージャスで、バラにも引けを取らない存在感があります。
アレンジに加えても、1輪で飾っても絵になるお花です。
花首や茎がしっかりしていて扱いやすい
ボヤージュライトアプリコットは花首や茎が固くしっかりしているので、美しい花形を保ってくれます。
切り花として約2週間ほど日持ちするので、アレンジにもブライダルブーケにも、さまざまなシーンで活躍します。
花びらが厚くしっかりしているのもポイントです。
トルコキキョウ「ボヤージュライトアプリコット」の水揚げ・お手入れ方法
ボヤージュライトアプリコットは、通常は基本の水揚げを行い、水が下がってしまった場合は「湯揚げ」を行いましょう。
基本の水揚げと湯揚げ、2種類の方法をご紹介します。
基本の水揚げ方法
ボヤージュライトアプリコットの基本の水揚げは、以下の手順で行います。
もともと水揚がりがよいお花なので、茎は水切りではなく空中で折るのがポイントです。
水揚げの手順
- 下葉の処理をする
- 茎を手で折る
- 水につけておく
下葉の処理をする
茎に残っている余分な葉を取り除きましょう。
特に水につかる部分の葉はすべて取り除いておくくらいがベストです。
葉が水につかると水が濁り、雑菌が繁殖する原因になります。
茎を手で折る
ボヤージュライトアプリコットの茎を手で折ります。
ハサミで切ってもよいのですが、茎が硬くしっかりしているため、手でパキッと折ることができます。
ハサミを使わないことで、バクテリアの繁殖を防げる点もメリットでしょう。
あまり根元から離れたところで折ると全体が短くなってしまうので、根元から2~3センチくらいのところで折りましょう。
水につけて管理する
茎を折った後は、速やかに水を入れたバケツや花瓶に移しましょう。
深水にすると茎が腐りやすくなるので、やや少なめの水につけておくことをおすすめします。
水が下がってしまった時は「湯揚げ」が有効
ボヤージュライトアプリコットの花に元気がなくなってしまった時におすすめの「湯揚げ」は、以下の手順で行います。
湯揚げの手順
- 下葉の処理をする
- 花を新聞紙できつめに巻く
- 茎を斜めにカットし、沸騰したお湯につける
- 水につけておく
下葉の処理をする
基本の水揚げと同じく、水につかる不要な葉は取り除いておきましょう。
花を新聞紙できつめに巻く
花が曲がったり倒れたりしないように、新聞紙できつめに巻きます。
茎の切り口を湯につけるので、20㎝ほど出した状態にしておきます。
茎を斜めに切り沸騰したお湯につける
茎の先端をよく切れるナイフやハサミで斜めにカットします。
その後、沸騰したお湯に20秒ほどつけましょう。
水につけておく
茎をお湯につけた後は、すぐに冷水に移しましょう。
1~2時間は水につけておき、水が揚がるのを待ちます。
トルコキキョウ「ボヤージュライトアプリコット」の花言葉
ボヤージュライトアプリコットを始めとするピンクのトルコキキョウの花言葉は「優美」。
これはトルコキキョウ全体に共通する花言葉でもあります。
ふんわりとしたフリルのような花びら・温かみのある色合いにふさわしい、素敵な花言葉ですね。
女性へのプレゼントとしてぴったりのお花です。