「ボヤージュアプリコット」は、名前の通り優しいアプリコットカラーのトルコキキョウの品種です。
八重咲きのトルコキキョウの中でも大輪で、存在感がありとても華やかなお花です。
今回はトルコキキョウ「ボヤージュアプリコット」の特徴や水揚げ方法、大切な人へ贈る前に知っておきたい花言葉などを紹介します。
トルコキキョウ「ボヤージュアプリコット」の主な特徴
- 優しいアプリコットカラーの花びら
- 大輪の八重咲きでゴージャスな印象
- 暑さにも強く夏も元気に咲いてくれる
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トルコキキョウ「ボヤージュアプリコット」の特徴
色 | ピンクがかったオレンジ |
咲き方 | 八重咲き |
日持ち | 2週間程度 |
香り | なし |
出回り時期 | 5月~11月 |
主な生産地 | 北海道、長野県 |
ボヤージュアプリコットの概要は上記の通りです。
色や見た目などの詳しいポイントについて紹介します。
優しいアプリコットカラーの花びら
ボヤージュアプリコットは、ピンクががったオレンジの優しいアプリコットカラーの花びらを持ちます。
ほんわかとしたピンク色と元気なオレンジ色がグラデーションのように見えることもあるかもしれません。
清楚なホワイト系のブーケや、ビタミンカラーの花束にもよく合います。
大輪の八重咲きでゴージャスな印象
ボヤージュアプリコットは、トルコキキョウの中でも、大輪でとてもゴージャスで華やかな印象の品種です。
花びらには細やかなフリンジが多く入っており、花束にしてはもちろん、1輪で飾っても絵になります。
まるでドレスのようなひらひらとした花びらは、ブライダルシーンのブーケにもぴったりですね。
暑さにも強く夏も元気に咲いてくれる
華やかで可憐なボヤージュアプリコットですが、見た目の繊細さに反して実は暑さにも強く丈夫なお花です。
茎も腐りにくく、切り花が萎れてしまいやすい夏の時期も元気に咲いてくれます。
切り花を飾ることに慣れておらず、きちんと管理できるか自信のない方や初心者の方にもおすすめできるお花です。
トルコキキョウ「ボヤージュアプリコット」の水揚げ・お手入れ方法
暑い時期も元気に咲いてくれるボヤージュアプリコットですが、長期間、きれいな状態で咲かせるためには適切なお手入れが欠かせません。
具体的には、購入したお花を花瓶に活ける前に水揚げをしてあげましょう。
お花に元気がない場合には、湯揚げをしてあげることで水が揚がりやすくなります。
基本的な水揚げ方法
ボヤージュアプリコットを水揚げする際は、以下の手順に従って行います。
ボヤージュアプリコットの水揚げ方法
- 不要な葉を取り除く
- 手で茎をポキっと折る
- 風通しの良い場所で浅水で管理する
不要な葉を取り除く
ボヤージュアプリコットのお花を元気に咲かせるためには、最初に不要な葉を取り除いてあげることが大切です。
葉が多くついたままだと、葉に水分が取られてしまい、お花に栄養が十分に行き届かなくなる場合があるためです。
また、葉が多くついていると見た目もあまり美しくありません。
葉は全て取り除くか、上の方についている2〜3枚のみを残して落としてしまいましょう。
手で茎をポキっと折る
不要な葉を取り除いたら、茎を花瓶に合わせた長さでカットします。
ボヤージュアプリコットの茎は、刃物を使わずとも手で簡単にポキっと折ることができます。
ハサミを使わず手で折ることで断面がギザギザになり、水をより吸収しやすくなるのです。
風通しの良い場所で浅水で管理する
茎を折ったら、2〜3cm程度の浅水に浸けておくことで、徐々に水が揚がってきます。
その後、花瓶に移し替えてからも水の量は少なめで管理しましょう。
また、ボヤージュアプリコットは暑さに強いですが、湿度には弱いです。
湿度の高い部屋に置くと花びらにシミができてしまう可能性もあります。
お花をきれいな状態で楽しむためには、なるべく風通しの良い場所に飾りましょう。
花に元気がない時の湯揚げ方法
ボヤージュアプリコットに元気がない場合は、以下の手順で湯揚げをしてみましょう。
ボヤージュアプリコットの湯揚げ方法
- 余分な葉を切り落とす
- 新聞紙やチラシでお花を包む
- 茎をカットして熱湯で湯揚げする
- 浅水で管理する
余分な葉を切り落とす
お花に栄養が行き届くように、まずは茎についている余分な葉を落としましょう。
特に下の方についている葉は、そのままにしておくと水に浸かってしまう可能性があります。
葉が水に浸かってしまうと水を腐らせる原因にもなってしまうため、できる限りきれいに取り除きましょう。
新聞紙やチラシでお花を包む
湯揚げをする前に、お花全体を新聞紙やチラシなどで包み込みます。
先述の通り、ボヤージュアプリコットは湿度に弱いお花です。
湯揚げの際、花びらに湯気が当たってしまうと、お花にシミができてしまうかもしれません。
事前にお花を紙で包むことで、熱湯に茎を浸けた際にも湯気からお花を守ることができます。
茎をカットして熱湯で湯揚げする
お花全体を包んだら、茎を適切な長さでカットします。
ハサミを使う場合は、刃を斜めに入れてあげることで、断面が大きくなりより水を吸収しやすくなります。
茎を切ったら、用意しておいた熱湯に先端を浸けましょう。
20秒程度、浸けてあげることで茎の中の空気が抜けます。
浅水で管理する
茎をお湯に浸けたら、次はお花を冷水に移してください。
水の量は、茎が傷まないように2〜3cm程度で十分です。
1〜2時間水に浸けると、少しずつ水が上がってきます。
花瓶に移し替えた後も、茎が腐らないよう水の量は少なめに保ちましょう。
トルコキキョウ「ボヤージュアプリコット」の花言葉
ボヤージュアプリコットが持つ花言葉は、「毅然とした態度」です。
ふんわりとした花姿と色合いからは、少し想像しにくいような花言葉ですね。
ボヤージュアプリコットを大切な人にプレゼントする際には、誤解を生まないよう花言葉に注意が必要かもしれません。
他の色のトルコキキョウも使用してブーケにしたり、メッセージカードを添えたりしてあげると良いでしょう。
色別の花言葉については、「トルコキキョウの花言葉を色別に紹介!注意したい怖い意味とは?」で詳しく紹介しています。
花の卸販売サイト「フラワースミスマーケット」
家庭用ボヤージュアプリコットが5本から購入できる
「Flower Smith Market」は花の仕入れ専門サイトです。トルコキキョウ「ボヤージュアプリコット」の産地・生産者情報や、おすすめの水揚げ方法なども掲載しています。