花図鑑

デンファレ「ビッグホワイト」の特徴やお手入れ方法、花言葉を紹介

2024.02.28

デンファレ品種図鑑「ビッグホワイト」

Bloom Note編集部

Bloom Note(ブルームノート)編集部です。お花のお手入れ・アレンジメント方法から、お花屋さんの仕事に必要な知識まで、お花が好きな全ての人に役立つ情報を配信しています!

ビックホワイト」は、清楚な白色のデンファレの品種です。
ラン科のお花であるビッグホワイトは、品があって美しい花姿をしています。

今回はデンファレ「ビッグホワイト」の特徴や長持ちさせるためのお手入れ方法、花言葉などを紹介します。

デンファレ「ビッグホワイト」の主な特徴

  • 胡蝶蘭に似ている花形
  • 茎のラインに沿って下から順々に咲く
  • 暑さに強いが、乾燥に弱い

デンファレ「ビッグホワイト」の特徴

特徴早見「ビッグホワイト」色・タイプ・咲き方etc

ビッグホワイトは真っ白な一重咲きのお花なので、花姿はすっきりとシンプルな印象です。
けれど、1本にたくさんの花を咲かせることから、全体で見ると華やかな見た目をしています。

アレンジの主役やラインフラワーとして使いやすい花材ですよ。

白色
咲き方 一重咲き
日持ち 2週間程度
香り なし
出回り時期 通年
主な生産地 タイ(輸入)

胡蝶蘭に似ている花形

ビッグホワイトは、厚みがあって丸い花びらをもつことから、花の形が胡蝶蘭に似ていると言われています。

冠婚葬祭などのフォーマルなシーンや、目上の方のプレゼントにも使いやすいお花です。
コチョウランと違ってリーズナブルなので、手が届きやすいのも嬉しいポイントです。

茎のラインに沿って下から順々に咲く

ビッグホワイトは、茎のラインに沿って下から順々に咲いていきます。
咲き終わった下部の花は、適宜カットしてください。

ビッグホワイトは茎が長いため、水が先端まで届きにくいお花です。
花が付きすぎている場合は、花もちを良くするために、上の蕾を2~3個ほどカットするか、下のお花を少し間引くようにしましょう。

暑さに強いが、乾燥に弱い

ビッグホワイトは暑さには強いですが、乾燥には弱いお花です。

熱帯雨林原産のビッグホワイトは、高温多湿を好む性質があります。
暑くても元気に咲いてくれる夏場の貴重な花材ですが、冷暖房設備の風に当てないように気を付けてください。

乾燥で花びらが萎びている場合は、花の裏側から霧吹きをすると良いでしょう。

デンファレ「ビッグホワイト」の水揚げ・お手入れ方法

お手入れ「ビッグホワイト」水揚げ・お手入れ方法

ビッグホワイトの水揚げ方法について紹介します。

ビッグホワイトは日持ちのいいお花ですが、水下がりしやすいのが難点です。
購入後は水揚げをして、しっかりと水を行き渡らせましょう。

ビッグホワイトの水揚げ方法

  • 茎を水中でカットする
  • 極端な低温管理は避ける

茎を水中でカットする

まず茎の先端を水中で斜めにカットします。
カットする長さは3cmほどで大丈夫です。茎をつぶさないよう切れ味のいいハサミを使ってください。

水の中で茎をカットすると、空気の侵入を防げ、水圧によって水上がりも良くなります。

極端な低温管理は避ける

なるべく開花を遅らせたい場合でも、極端な低温管理は避けましょう。

茎をカットしたあとは浅水に浸け、10度以上は保つようにしてください。
冷蔵庫に入れて10度以下で管理してしまうと、凍傷を起こして水揚げが悪くなります。

デンファレ「ビッグホワイト」の花言葉

ビッグホワイトがもつ花言葉は、「純粋な愛」「誘惑に負けない」などです。

上品な白いお花で、ウェディングでも人気なビッグホワイト。
ビッグホワイトの花言葉は、愛を誓うウェディングにはぴったりです。
告白やプロポーズのときにもおすすめですよ。

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