花図鑑

デルフィニウム「グランブルー」の色や花形の特徴、お手入れの方法を解説

2024.03.06

デルフィニウム品種図鑑「グランブルー」

Bloom Note編集部

Bloom Note(ブルームノート)編集部です。お花のお手入れ・アレンジメント方法から、お花屋さんの仕事に必要な知識まで、お花が好きな全ての人に役立つ情報を配信しています!

グランブルー」は、澄んだ青色が美しいスプレータイプのデルフィニウムの品種。

一重咲きのすっきりした花形なので使いやすく、幅広いアレンジで活躍しています。

この記事ではデルフィニウム「グランブルー」の特徴やお手入れ方法花言葉などを紹介します。

デルフィニウム「グランブルー」の主な特徴

  • 澄んだ青色が美しいお花
  • 小ぶりの一重咲きで、すっきりした花形
  • サムシングブルーとしてブライダルでも人気

デルフィニウム「グランブルー」の特徴

特徴早見「グランブルー」色・タイプ・咲き方etc

グランブルーは鮮やかな青色が美しいデルフィニウムの一種です。
小ぶりでシンプルなデザインなので、アレンジメント用の花材としても人気があります。

青色
タイプ スプレー(SP)
咲き方 一重咲き
日持ち 1週間程度
出回り時期 10月~6月
主な生産地 愛知県、北海道、宮崎県

澄んだ青色が美しいお花

フランス語で「雄大な青」を意味するグランブルーの名前のとおり、澄んだ青色が美しいお花です。

清涼感がある鮮やかな青色のグランブルーをお部屋に飾るだけで、爽やかな気持ちになれそうですね。

色褪せにくいお花なので、ドライフラワーとしても人気があります。

小ぶりの一重咲きですっきりした花形

小ぶりで一重咲きのシンプルな佇まいがグランブルーの魅力の1つです。

また、グランブルーはお花の後ろに距(キョ)とよばれる突き出した部分がないシネンシス系の品種。
すっきりした印象の花形なので、花束やブーケなどのアレンジで使いやすいお花です。

アレンジの幅が広く、ブライダルでも人気

グランブルーは スプレータイプのデルフィニウムなので、茎が枝分かれしてたくさんのお花を咲かせます。
束ねてボリューム感を楽しんだり、切り分けて小さなアレンジに使ったりアレンジの幅が広いのも嬉しいポイント。

また、花嫁が幸せを願って結婚式で青いものを身につける「サムシングブルー」としてブライダルシーンでも活躍しています。
凛とした美しい青色のグランブルーは、花嫁の誠実な愛を表現するのにぴったりですね。

デルフィニウム「グランブルー」の水揚げ・お手入れ方法

お手入れ「グランブルー」水揚げ・お手入れ方法

グランブルーを購入した後、適切にお手入れをすることでより美しいお花を長持ちさせることができます。
以下の手順で水揚げをするのがおすすめです。

グランブルーの水揚げ方法

  • 不要な葉や小さいつぼみを取り除く
  • 新聞紙でお花全体をしっかり包む
  • 茎をカットして、先端を熱湯に10秒ほど浸ける
  • 冷水に移して水が上るのを待つ

不要な葉や小さいつぼみを取り除く

グランブルーを購入した後は、不要な葉や小さいつぼみを取り除きましょう。

葉やつぼみが水に浸かるとバクテリアが増えやすく、水が傷む原因につながります。
また余分な葉を取り除くことでお花により栄養が行きわたる効果も期待できます。

新聞紙でお花全体をしっかり包む

湯揚げしたときの湯気からお花を守るために、新聞紙でお花全体をしっかりと包みます。

茎の先端はカットするので少し出ておくようにしましょう。

茎をカットして、先端を熱湯に10秒ほど浸ける

茎の先端をカットし、すぐに沸騰したお湯に10秒ほど浸けて湯揚げをしましょう。

湯揚げをすることで茎の中の空気が抜けて、お花に水が上がりやすくなります。
また茎の中にいるバクテリアが減少するメリットもあります。

冷水に移して水が上るのを待つ

あらかじめ浅水を用意しておき、湯揚げをした後は素早く冷水に移します。
徐々にお花に水が上がるのを待ちます。

花瓶に移した後も少量の水で管理するのが望ましいでしょう。
水がなくならないように、こまめに水を入れ替えてあげてくださいね。

デルフィニウム「グランブルー」の花言葉

グランブルーの花言葉は「あなたを幸せにします」です。

大切な人にプロポーズをする際に贈るお花としてぴったりの花言葉ですね。
また、ブライダルシーンでも活躍しているお花なので花婿さんから花嫁さんにプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

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