トルコキキョウ「ひこ星」特徴や花言葉・水揚げ方法を紹介

「ひこ星」は、白い花びらに濃い青紫のふち取りが入ったトルコキキョウの品種です。
名前といい星のような形といい、おり姫と共に七夕のアレンジにぴったりのお花です。

今回はトルコキキョウ「ひこ星」の詳しい特徴や水揚げ・お手入れ方法、花言葉を紹介します。

トルコキキョウ「ひこ星」の特徴

「ひこ星」は、上記のような特徴を持つトルコキキョウです。
色や形など、具体的な特徴を見ていきましょう。

白い花びらに鮮やかな青紫のふち取りが入る

ひこ星は白い花びらに、ぐるりと円を描くように青紫色のふち取りが入ったお花です。
濃くはっきりとした発色が美しく、ベースカラーの白とのコントラストが際立ちます。

ユーカリなどのグリーンとの相性も良く、様々なアレンジを楽しめます。

星のような可愛らしい花型

ひこ星は一重咲きの品種で、開花すると星のようにも見えます。
その姿は七夕の夜空を彩る星をイメージさせ、飾らない可愛らしさが魅力です。

また、どこか和の雰囲気も漂うため、和風のアレンジにもぴったりです。

花もちがよく長く楽しめる

ひこ星は水揚がりがよく日持ちするため、長く楽しめるのもポイントです。

適切な水揚げをしてあげるとより綺麗に咲き、元気な状態を保つことができます。

トルコキキョウ「ひこ星」の水揚げ・お手入れ方法

ここではひこ星の基本となる水揚げ方法と、湯揚げをご紹介します。
湯揚げはお花の水が下がってしまった時や、元気がない時に有効な水揚げ方法です。

基本の水揚げ方法

ひこ星の基本の水揚げは、以下の手順で行いましょう。

不要な葉をカットする

茎に残っている、不要な葉はカットしましょう。
余分な葉を取り除くことで、お花に栄養が行き届きやすくなります。

特に水につかる部分の葉はしっかり取り除きましょう。

茎の先端を手で折る

ひこ星の茎の先端を手で折ります。
ひこ星は水揚がりがよいお花なので、水中ではなく空中でポキンと折れば問題ありません。

浅水で管理する

茎を折った後は、浅水につけておきましょう。
風通しがよく涼しい場所で管理します。

水が下がってしまった時は「湯揚げ」がおすすめ

ひこ星に元気がなくなってしまった時は、「湯揚げ」を行いましょう。
湯揚げの手順は以下の通りです。

不要な葉をカットする

基本の水揚げと同じく、余分な葉は取り除いておきましょう。

新聞紙で巻く

ひこ星の花全体を新聞紙でしっかり巻きましょう。
この後茎を熱湯につけるので、先端から約20㎝は残しておきます。

新聞紙は熱湯の蒸気でお花が痛むのを防ぐ役割があります。

茎の先端を切り、沸騰した湯につける

茎の先端を斜めに切り戻し、沸騰したお湯に20秒ほどつけます。
熱湯につけることで茎の導管の空気が抜け、水をよく吸い上げてくれます。

水につけておく

熱湯につけた後は、すぐに冷水に移しましょう。
最低1～2時間以上は水につけておき、水上がりを待ちます。

トルコキキョウ「ひこ星」の花言葉

ひこ星は白と青の2色をあわせもつトルコキキョウのため、それぞれの色の花言葉を見てみましょう。

• 白いトルコキキョウの花言葉：「永遠の愛」「思いやり」
• 青いトルコキキョウの花言葉：「あなたのことを想う」

どちらもとても温かい意味の、素敵な花言葉ですね。

大切な人にあらためて気持ちを伝えたい時や、遠くに離れた友人への贈り物としても、ひこ星はぴったりです。
ピンク色の縁どりのトルコキキョウ「おり姫」と一緒にアレンジにしても良いですね。

トルコキキョウの色別の花言葉まとめ

トルコキキョウは白やピンク等、カラーバリエーションが豊富なお花。色別にそれぞれ異なる花言葉を持っています。花言葉を知っておくと、プレゼント選びに迷った時の参考になりますよ。