花図鑑

カーネーション「イエローカスタード」特徴や水揚げ方法・花言葉を解説

2023.03.29

カーネーション品種図鑑「イエローカスタード」

Bloom Note編集部

Bloom Note(ブルームノート)編集部です。お花のお手入れ・アレンジメント方法から、お花屋さんの仕事に必要な知識まで、お花が好きな全ての人に役立つ情報を配信しています!

イエローカスタードは、淡いイエローの花びらが特徴のスプレーカーネーションです。
控えめな印象ながらも、花もちが良くプレゼントや自宅用など、幅広い場面で活躍する品種です。

この記事では、カーネーション「イエローカスタード」の特徴や水揚げ方法、花言葉を紹介します。

カーネーション「イエローカスタード」の主な特徴

  • クリーム色を帯びた優しいイエローの花びら
  • 切り分けても使えるスプレー咲き
  • 10日程度日持ちする

カーネーション「イエローカスタード」の特徴早見

イエローカスタードの特徴早見

淡い黄色
タイプ スプレー咲き(SP)
日持ち 1週間~10日
香り なし
出回り時期 通年
主な生産地 千葉県、愛知県

イエローカスタードは、「ローズカスタード」などと同じ丸い花びらを持つ、カスタードシリーズのカーネーションです。
具体的な特徴を見ていきましょう。

クリーム色を帯びた優しいイエローの花びら

イエローカスタードの花びらは、クリーム色を帯びた淡いイエローの花色をしています。
黄色から連想する元気な印象というよりは、優しく可憐な印象が感じられます。

カーネーションといえば赤やピンク系の品種が特に人気ですが、一味違ったプレゼントをしたい方にもおすすめです。

切り分けても使えるスプレー咲き

イエローカスタードは、茎が枝分かれしたスプレー咲きの品種です。
枝分かれした部分で切り分けて使うこともでき、さまざまなアレンジで重宝します。

切り分けずに何本かを束ねればボリュームを出すこともできますので、ブーケにしても華やかに仕上がりますよ。

10日程度日持ちする

イエローカスタードは非常に花もちのよいお花です。
定期的に水替えするだけでも1週間~10日程度は日持ちしますので、お花の手入れが苦手な方でも楽しめます。

水替えの際、茎をカット(切り戻し)することで、より長持ちしやすくなるでしょう。

カーネーション「イエローカスタード」の水揚げ・お手入れ方法

イエローカスタードのお手入れ方法

イエローカスタードを購入後は、より長持ちしやすくなるよう、水揚げをしてあげましょう。
具体的な水揚げ手順は以下のとおりです。

イエローカスタードの水揚げ手順

  • 水につかる部分の葉を取り除く
  • 茎を斜めに切り戻す
  • 水につけておく

水につかる部分の葉を取り除く

水揚げ時や花瓶に飾った際に水につかってしまう部分の葉は、あらかじめ取り除いておきましょう。
葉が水につかると、花に栄養が行き届きづらくなり、花もちを悪くする原因となります。

葉を取り除く際は、ハサミでカットするのがおすすめ。
茎が細く折れやすいため、手で無理に引っ張るのは避けましょう。

茎を斜めに切り戻す

茎を水中のできるだけ深いところに沈めた状態で、斜めにカットします。
水につけない状態でカットしても問題ありませんが、水中で切り戻した方が、水の吸い上げが良くなります。

水につけておく

茎を切り戻したら、花全体がシャキッとするまで、適量の水につけておきましょう。
水揚げがよいお花ですので、深水にする必要はありません。

水揚げが終わったら、3~5センチ程度の浅水で管理するのがおすすめです。

カーネーション「イエローカスタード」の花言葉

イエローカスタードには、「友情」「嫉妬」「侮蔑」などの花言葉があります。
ポジティブな意味、ネガティブな意味の両方を持っていますので、プレゼントの際は注意が必要。

「友情」の意味を込めてプレゼントするのであれば、誤解を生まないようメッセージカードを添えると安心です。
また、赤やピンクのカーネーションなど、ポジティブな花言葉を持つお花と組み合わせてプレゼントするのもよいでしょう。

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