長い期間にわたって、カラフルなお花を元気に咲かせるジニア(百日草)。
実は、たくさんの花言葉を持つお花でもあります。
今回は、ジニアの花言葉とその由来について紹介します。
怖い意味の有無や、それぞれの花言葉がどんなシチュエーションのプレゼントにおすすめかについてもあわせて解説します。
プレゼントのお花選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
こんな方におすすめ
- ジニアの花言葉を知りたい
- ジニアのお花をプレゼントしようと考えている
ジニアの花言葉と由来
ジニアの花言葉には「不在の友を想う」「古き良き時代」「いつまでも変わらない心」「注意を怠るな」「幸福」「絆」などがあります。
他のお花ではなかなか見かけないような花言葉が揃いますね。
それぞれの花言葉の由来について、詳しく見てみましょう。
「不在の友を想う」「古き良き時代」「いつまでも変わらない心」
「不在の友を想う」「古き良き時代」「いつまでも変わらない心」は、ジニアがとても長い期間咲くことに由来しています。
ジニアは漢字で書くと「百日草」です。
この漢字の通り、ジニアは初夏から秋まで、100日以上も咲くお花なのです。
同じ時期に植えた他のお花が枯れる中でジニアだけが元気に咲き続ける様子が、まるでジニアが「不在の友を想う」ように見えたのかもしれません。
また、ずっと変わらない姿で咲き誇る様子が、「古き良き時代」を彷彿させたり、「いつまでも変わらない心」を持っているように見えたりするのでしょう。
「不在の友を想う」という花言葉は、転職や異動をする人や、久しぶりに会う友人へのプレゼントとして最適です。
また、「いつまでも変わらない心」という花言葉を込めて、遠距離中の恋人や、気持ちを伝えたい人に贈ってみるのも素敵ですね。
「注意を怠るな」
「注意を怠るな」という少し変わった花言葉は、ジニアが長期にわたって咲き続けることから、時間の経過とともにあらゆることに対する注意が薄れることを危惧して生まれたと考えられています。
また、ジニア自身が「長期間、最後まで気を抜かずに咲き続けなければならない」という想いを持っているように見えることに由来する、と言われる場合もあります。
自分への戒めの気持ちを込めて、ジニアのお花を仕事スペースや勉強机などに置いてみるのも良いかもしれませんね。
まるでジニアのお花が、自分を見守ってくれているように感じられるでしょう。
「幸福」「絆」
「幸福」「絆」という花言葉は、ジニアがブラジルにおいて「幸福を招く花」と呼ばれていることに由来します。
そのためジニアは、リオではカーニバルを彩る花としても使われているんです。
確かに、カラフルで見ているだけで元気が出るようなジニアは、お祭りごとにぴったりですね。
「幸福」「絆」という花言葉を込めれば、家族や恋人、友人、お世話になった人など、相手を問わずに喜んでもらえるでしょう。
ジニアの花言葉は色や本数によって違う?
ジニアの花言葉は、色や本数によって意味が変わってくることはありません。
プレゼントとしてジニアを購入する際には、色や本数によって花言葉が変わらないかと不安に思うこともありますよね。
ジニアはカラーバリエーションの豊富なお花で、赤やピンクのほか、オレンジ、黄色、白などさまざまです。
黄色のお花にはネガティブな意味の花言葉が込められることも多いですが、ジニアは黄色であっても特に怖い花言葉は付けられていません。
また本数についても、バラの場合は3本であれば「愛しています」108本の場合は「結婚してください」など、渡す本数によって意味が変わります。
しかし、これはバラ特有の文化であり、ジニアは何本でも意味が変化することはありません。
渡す相手やシチュエーションに合わせて、好みの色、本数を組み合わせてプレゼントしてみてください。
ジニアに怖い意味の花言葉はある?
ここまで紹介した通り、ジニアには怖い意味やネガティブな意味の花言葉はありません。
ただし、「不在の友を想う」という花言葉があることから、供花や献花としても使われることの多いお花です。
「幸福」「いつまでも変わらない心」といったポジティブな意味の花言葉もありますが、誤解を生まないか不安な場合は、メッセージカードを添えたり、他のお花と組み合わせて花束として渡したりすると、より安心できるかもしれません。
ジニアのお花のプレゼント選びの際には、ぜひこの記事を参考にしてみてください。