「アマダ+(アマダプラス)」は赤バラの品種の1つです。
以前は旧品種である「アマダ」が流通していましたが、現在主に流通しているのは新品種の「アマダ+」です。
「アマダ」とはスペイン語で「最愛」を意味しており、プロポーズなどで花束を贈る方にもおすすめしたい品種です。
バラ「アマダ+」の主な特徴
- 濃い赤色の花びらで、満開に近づくごとに発色が強まる
- ボリュームのある巨大輪で、フリルも入る
- 花びらが開きすぎず、花もちが良い
花の卸販売サイト「フラワースミスマーケット」
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「Flower Smith Market」は花の仕入れ専門サイトです。バラ「アマダ」の産地・生産者情報や、おすすめの水揚げ方法なども掲載しています。
バラ「アマダ+」の特徴
「アマダ+」は、スタンダードタイプの濃い赤色をしたバラ品種です。
頭が非常に大きく、花びらの巻きが多いのが特徴です。
香りは強くありませんが、紅茶の茶葉に似た香りを持ち、リラックス効果があります。
色 | 赤(濃赤) |
タイプ | スタンダード(STD) |
サイズ | 巨大輪 |
咲き方 | 半剣弁高芯咲き |
開花速度 | ゆっくり |
香り | 微香(上品な紅茶の香り) |
出回り時期 | 通年 |
主な生産地 | 静岡県、栃木県、滋賀県 |
作出年 | 2004年 |
原産国 | オランダ |
濃い赤色の花びらで、徐々に発色が強まる
アマダ+の花びらは濃い赤色をしています。
特に花びらの外側は黒っぽさのある落ち着いた赤色をしていますが、同じ赤バラの品種「サムライ08」に比べるとやや明るさを感じさせます。
満開に近づくにつれて赤の発色が強く鮮やかになるため、色の変化も楽しめる品種です。
フリルも入る華やかな巨大輪
アマダ+は頭のサイズが非常に大きく、存在感のある品種です。
花びらには控えめながらもフリルが入るため、数本の花束でも可愛らしさや華やかさを出すことができます。
花が開きすぎず、最後まで花形を維持
花びらの枚数が多くボリューム感のあるアマダ+ですが、花が開きすぎないというのも重宝されるポイントです。
花びらが開ききってしまうとボリューム感が増す一方で、花形が崩れてしまうのを懸念する方も多いですよね。
その点アマダ+は、最後までその可憐な花形を保つことができます。
花もちも良いため、長く楽しめる品種だと言えるでしょう。
バラ「アマダ+」の水揚げ・お手入れ方法
アマダ+をより長持ちさせるためには、以下の下処理・水揚げを行いましょう。
- 下葉と棘の処理
- 水切り
- 深水につけておく
下葉・棘の処理
葉を多く残しておくと、花に届く水分量が減ってしまうため、茎の下部分の葉は全て取り除きます。
同様に棘の処理も行います。棘があると花同士を傷つけてしまう可能性があるため、しっかりと取り除いておきましょう。
水切り
水が揚がりやすくするため、水中で茎をカットします。
断面積が大きいほど水をよく吸い、花に栄養が行き届くため、斜めにカットするのがポイントです。
深水につけておく
花首まで浸かる量の水を用意しておき、水切りしたアマダ+を移します。
暖房や直射日光を避け、涼しい環境で2~3時間は深水につけておきましょう。
バラを長持ちさせるための普段のお手入れについては、以下の記事もあわせてご確認ください。
バラ「アマダ+」の花言葉
「アマダ」はスペイン語で「最愛」を意味するほか、赤いバラ自体にも「愛情・美」といった花言葉があります。
どちらも情熱的な意味を持ちますので、プロポーズなど愛情を伝えるシーンに最も適していると言っても過言ではありません。
そこで、プロポーズにぴったりな赤バラの本数と花言葉を紹介します。
プロポーズにぴったりな赤いバラの本数・花言葉
- 12本:私の妻になってください
- 40本:真実の愛
- 99本:永遠の愛
- 100本:100%の愛
- 108本:結婚してください
いずれもプロポーズにぴったりの花言葉ですので、花束の本数に迷ったら上記の中から選んでみてください。
小さめのブーケにするなら12本、少しボリュームが欲しいなら40本、情熱的なプロポーズをするなら100本前後がおすすめです。
家庭用アマダが5本から購入できる
初回送料無料、小ロットから仕入れが可能
Flower Smith Marketではアマダを5本から卸売価格で販売しているため、小ロットで購入したい花屋さんも気軽に仕入れることができます。