「カントール」は、濃い紫~黒色のカラーの品種です。
スッキリとした花姿と落ち着いた色合いで、大人っぽいシックな雰囲気が魅力です。
今回はカラー「カントール」の特徴や水揚げ方法、プレゼントする際に役立つ花言葉などを紹介します。
カラー「カントール」の主な特徴
- 落ち着きのある深い色合い
- 茎が細く他のお花と組み合わせやすい
- 陶器のようなツヤと厚みを持つ苞
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Flower Smith Marketではカントールを5本から卸売価格で販売しているため、小ロットで購入したい花屋さんも気軽に仕入れることができます。
カラー「カントール」の特徴
カントールは以下のような特徴を持つお花です。
色 | 濃い紫~黒色 |
分類 | 畑地性カラー |
日持ち | 7日程度 |
出回り時期 | 6月~10月 |
主な生産地 | 山形県、福島県 |
質感や色合いなどについて、詳しく見てみましょう。
落ち着きのある深い色合い
カントールは、紫がかった黒色のカラーの品種です。
カラー独特のスッキリとしたフォルムと相まって、とても落ち着いた大人っぽい雰囲気のお花です。
女性への贈り物としてはもちろん、男性や年配の方へのプレゼントにも選びやすいでしょう。
茎が細く他のお花と組み合わせやすい
カントールの茎は細く、ブーケや花束など、他のお花と組み合わせたアレンジにも使いやすいです。
カラーには水田で育ち、茎が太く長い「湿地性カラー」と、乾燥地で育ち、茎が細い「畑地性カラー」があり、カントールは畑地性カラーに該当します。
茎が細く柔らかいため、花束にする際は、茎を緩やかに曲げて中心から広がるように束ねると、ボリュームが出て華やかになります。
陶器のようなツヤと厚みを持つ苞
カントールのお花は、しっとりとした陶器のようなツヤを持ちます。
華奢な茎に対してお花は厚みを持っており、高級感を感じられるでしょう。
ちなみに、カントールの花びらのように見える紫の部分は、実はガクが発達した仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる部分です。
お花の中を覗き込むと中心に見える、棒状のものが実際のお花となります。
カラー「カントール」の水揚げ・お手入れ方法
カントールを長く楽しむためには、適切な方法で水揚げ・お手入れをしてあげることが重要です。
カントールに最適な水揚げ方法は、以下の通りです。
カントールの水揚げ方法
- 切れ味の良いナイフやハサミで茎をカットする
- 浅水に浸ける
- 低温・低湿の場所に飾る
切れ味の良いナイフやハサミで茎をカットする
お花がよくお水を吸収できるように、茎の先端を1〜2cm程カットします。
カントールの茎は細く潰れやすいため、切れ味の良いハサミやナイフなどを使って真っ直ぐ切りましょう。
その後、水替えのタイミングでも少しずつ切り戻してあげることで、よりお花が長持ちしやすくなります。
浅水に浸ける
茎の先端をカットしたら、しばらく浅水に浸けておきます。
カントールの茎は細く柔らかいため、長時間深水に浸けてしまうと茎が溶けて水が腐ってしまう可能性があります。
水揚げの際はもちろん、花瓶などに生ける際にも、水の量は少なめに、浅めに保つようにしましょう。
低温・低湿の場所に飾る
カントールをはじめとする畑地性のカラーは、高温多湿の場所に弱いという特徴があります。
直射日光の当たる窓際などに置くと、茎が溶けたり苞の部分にシワが寄ったりと、すぐに傷んでしまうリスクがあります。
夏場であればエアコンの効いた涼しいお部屋など、なるべく低温・低湿の場所で管理しましょう。
カラー「カントール」の花言葉
カントールには、「乙女のしとやかさ」「清純」などの花言葉が込められています。
すっきりとした上品なカラーのフォルムから連想される通りの、ぴったりの花言葉ですね。
花言葉を込めて、大切な人の結婚祝いや記念日などにカントールを贈るのも素敵です。
カラーには他にも色別の花言葉がありますので、詳しくは「カラーの花言葉って?由来や色別の意味を詳しく紹介」の記事をご確認ください。
花の卸販売サイト「フラワースミスマーケット」
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「Flower Smith Market」は花の仕入れ専門サイトです。カラー「カントール」の産地・生産者情報や、おすすめの水揚げ方法なども掲載しています。