花図鑑

トルコキキョウ「パレオクリアピンク」の特徴や水揚げ方法、花言葉

トルコキキョウ品種図鑑「パレオクリアピンク」

Bloom Note編集部

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パレオクリアピンク」は、淡いピンク色の花びらをもつトルコキキョウの品種です。
八重咲きのトルコキキョウで、花びらが多いため華やかな印象があります。

今回はトルコキキョウパレオクリアピンク」の特徴揚げ方法花言葉などを紹介します。

トルコキキョウ「パレオクリアピンク」の主な特徴

  • すっきりと明るいピンク色の花びら
  • 華やかな八重咲きで、大輪のトルコキキョウ
  • 水揚げが良く日持ちしやすい

トルコキキョウ「パレオクリアピンク」の特徴

特徴早見「パレオクリアピンク」色・タイプ・咲き方etc

パレオクリアピンクは、華やかな八重咲きのトルコキキョウです。
1本の茎から枝分かれして咲くスプレータイプでもあるので、単体でもたっぷりとしたボリューム感があります。

ピンク色
咲き方 八重咲き
日持ち 2週間程度
香り なし
出回り時期 通年
主な生産地 福岡、タイ

すっきりと明るいピンク色の花びら

パレオクリアピンクは、すっきりと明るいピンク色の花びらの品種です。
蕾のときは爽やかなグリーン色をしていますが、咲き進むごとにピンク色へと変化します。
かわいらしく上品な花色は、ウェディングシーンにもぴったりですよ。

華やかな八重咲きで、大輪のトルコキキョウ

華やかな八重咲きで、大輪のトルコキキョウであるパレオクリアピンク。
バラやカーネーションに引けをとらない存在と、シャクヤクのようなふっくらとした柔らかい花姿が魅力です。
大型のフラワースタンドで使う花材としても人気がありますよ。

水揚げが良く日持ちしやすい

パレオクリアピンクなどトルコキキョウ全般の特徴として、水揚げが良く日持ちしやすい点が挙げられます。
とくに八重咲きのトルコキキョウであるパレオクリアピンクは、一重咲きの品種より長持ちです。

茎が腐りにくいためバクテリアの発生も抑制でき、適切にお手入れをすれば夏場でも2週間ほど楽しめます。
堅く小さなつぼみや咲き終わった花は、水揚げの効率を下げないためにも取り除いておきましょう。

トルコキキョウ「パレオクリアピンク」の水揚げ・お手入れ方法

お手入れ「パレオクリアピンク」水揚げ・お手入れ方法

パレオクリアピンクの水揚げ方法を紹介します。
パレオクリアピンクに合ったケアをしてあげることで、きれいな花姿を長く楽しむことができますよ。

パレオクリアピンクの水揚げ方法

  • 余分な葉をカットする
  • 導管をつぶさないように、水中で茎をカットする
  • 浅水につけて管理する

余分な葉をカットする

まずは余分な葉をカットして、効率よく水揚げができるようにしましょう。
葉が多く残ったままだと見た目も良くありませんが、葉が水が吸う分、花の吸水量が減ってしまいます。
葉は水につかると腐るため、下部の葉を優先的にカットしてください。

受粉すると花もちが悪くなります。作業前におしべをカットするか、できるだけ揺らさないように作業しましょう。

導管をつぶさないように、水中で茎をカットする

葉のカットを終えたら、導管(水の通り道)をつぶさないように、水中で茎を3cmほどカットしましょう。
カット方法は、よく切れるハサミかナイフで斜めに切るか、茎が細ければ手で折っても大丈夫です。
水につけた状態でカットすることで、茎に余分な空気が入らず、水上がりが良くなります。

茎の節の部分を切り口にすると吸水しにくいため、節は避けてカットするようにしてください。

花に元気がない場合は水中で茎をカットする方法ではなく、湯揚げを試してみましょう。湯揚げの方法は以下です。

湯揚げ方法

  1. 茎を数十センチほど出した状態で、新聞紙で全体をしっかりと包む
  2. 茎の先端を斜めにカットする
  3. 沸騰したお湯に茎の先端を20秒ほどつける
  4. お湯につかった部分の茎をカットする

浅水につけて管理する

茎をカットした後は、浅水につけて管理しましょう。
パレオクリアピンクは水揚げが良いお花なので、浅水で十分に吸水できます。

保管する場合は、低温に弱いため、10度以下の場所に置くのはやめましょう。
湿度が高いとボト(灰色のカビ)が発生する場合もあるので、梅雨の時期は管理に気を付けてください。

トルコキキョウ「パレオクリアピンク」の花言葉

パレオクリアピンクがもつ花言葉は、「優美」などです。

バレーダンサーのチュチュ(スカート)のようにふわりと広がる花姿から付けられた花言葉です。
かわいらしさの中に上品さを感じるお花なので、年齢に関係なく贈ることができますよ。

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