花図鑑

カーネーション「ローズカスタード」の特徴・水揚げ方法や花言葉

2023.03.24

カーネーション品種図鑑「ローズカスタード」

Bloom Note編集部

Bloom Note(ブルームノート)編集部です。お花のお手入れ・アレンジメント方法から、お花屋さんの仕事に必要な知識まで、お花が好きな全ての人に役立つ情報を配信しています!

ローズカスタード」は、濃いピンクの花びらが印象的な、スプレーカーネーションの品種です。
鮮やかな色味や花もちの良さが魅力で、自宅用からプレゼント用まで幅広く人気があります。

この記事ではカーネーション「ローズカスタード」の特徴や水揚げ方法、花言葉を解説します。

カーネーション「ローズカスタード」の主な特徴

  • ローズピンクの鮮やかな発色が美しい
  • 使い勝手のよいスプレー咲き
  • 日持ちしやすく丈夫

カーネーション「ローズカスタード」の特徴早見

ローズカスタードの特徴早見

濃いピンク
タイプ スプレー咲き(SP)
咲き方 剣弁咲き
日持ち 1週間~10日
香り なし
出回り時期 通年
主な生産地 千葉県、愛知県

ローズカスタードは、上記の特徴をもつ品種です。
具体的な内容を見ていきましょう。

ローズピンクの鮮やかな発色が美しい

ローズカスタードは、濃いローズピンクの花色が特徴です。
明度の高い鮮やかな発色で、場がぱっと明るくなるような雰囲気があります。

自宅には飾るのはもちろん、プレゼント用のブーケに使うお花としてもおすすめしたい品種です。

使い勝手のよいスプレー咲き

ローズカスタードは、茎が枝分かれしたスプレー咲きの品種です。
スタンダード咲きのカーネーションに比べるとサイズは小さいものの、枝分かれしているぶん花がたくさんついており、何本か組み合わせることで華やかな印象を作れます。

そのまま使うのはもちろん、切り分けて使うこともできますので、さまざまなアレンジで活躍してくれるでしょう。

日持ちしやすく丈夫

ローズカスタードは他のカーネーションの品種と同じく、非常に日持ちしやすいお花です。
平均的な日持ちは1週間~10日程度といわれていますが、こまめに水替えや水切りをすることで、2週間程度楽しむこともできます

濃いめの花色ですので、万が一傷がついても目立ちにくい点も嬉しいですね。
お花を長く鑑賞したい方にぴったりの品種です。

カーネーション「ローズカスタード」の水揚げ・お手入れ方法

ローズカスタードのお手入れ方法

ローズカスタードは元々日持ちしやすいお花ですが、最初にしっかり水揚げしておくことで、より長持ちしやすくなります。
ローズカスタードに合った水揚げ手順は以下のとおりです。

ローズカスタードの水揚げ手順

  • 不要な葉を取り除く
  • 茎を斜めにカットする
  • 適量の水につけておく

不要な葉を取り除く

葉がたくさんついている場合は、あらかじめ取り除いておきましょう。
特に水につかる部分の葉は綺麗に取り除いておくことで、水揚げがよくなります。

茎を斜めにカットする

茎を水中に沈めた状態で、先端数センチを斜めにカットします。
水中のできるだけ深いところで切ることで、水の吸い上げがよくなります。

また、カーネーションには節がありますが、節のすぐ下を切らないよう注意しましょう。
切り口から節までの距離が長い方が、水をよく吸ってくれます。

適量の水につけておく

茎をカットした後は、適量の水につけておきましょう。
もともと水揚げのよいお花ですので、深水にする必要はありません。

水がしっかりと揚がったら、3~5センチ程度の少なめの水で管理するのがおすすめです。

茎が折れやすいため扱いに注意!

カーネーション共通の特徴として、「茎が節の部分で折れやすい」点があります。
特にローズカスタードのようなスプレーカーネーションの場合、茎が細いため、通常よりも折れやすくなってしまいます。
節の部分を強く持たないよう、注意して扱いましょう。

カーネーション「ローズカスタード」の花言葉

ローズカスタードの花言葉は、「感謝」「気品」「温かい心」など。
母の日に贈るカーネーションといえば赤色が定番ですが、ローズカスタードのようなピンク色のカーネーションも、感謝を伝えるお花としてぴったりです。

同色のカーネーションだけだと単調に感じてしまう場合は、他の色のカーネーションと組み合わせた花束にするのもよいでしょう。

カーネーションの色別の花言葉はこちら

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