花図鑑

キンギョソウ(スナップ)「アンティークオレンジ」色や香りの特徴と水揚げ方法

2023.04.06

キンギョソウ品種図鑑「アンティークオレンジ」

Bloom Note編集部

Bloom Note(ブルームノート)編集部です。お花のお手入れ・アレンジメント方法から、お花屋さんの仕事に必要な知識まで、お花が好きな全ての人に役立つ情報を配信しています!

アンティークオレンジ」は、明るくソフトなオレンジ色をしたキンギョソウ(スナップ)の品種です。
香りも強すぎずソフトで、幅広い方に好まれるお花です。

今回はキンギョソウ「アンティークオレンジ」の特徴やお花に合った水揚げ方法、花言葉を紹介します。

キンギョソウ(スナップ)「アンティークオレンジ」の主な特徴

  • 明るく柔らかなオレンジ色の花びら
  • 甘くリラックス効果のある香り
  • アレンジにぴったりのラインフラワー

キンギョソウ(スナップ)「アンティークオレンジ」の特徴

アンティークオレンジの特徴早見

オレンジ
日持ち 1週間〜10日程度
香り 中香(フローラルな甘い香り)
出回り時期 10月~4月
主な生産地 埼玉県、静岡県

アンティークオレンジの特徴は上記のとおりです。
香りや特徴について、詳しく見てみましょう。

明るく柔らかなオレンジ色の花びら

アンティークオレンジの花びらの色は、明るいオレンジ色
透け感のある繊細な花びらですので、色味もあまり強くなく、淡く柔らかな雰囲気が感じられます。

花の一部がピンク色に見えることもあり、グラデーションがかったような花びらが印象的です。

甘くリラックス効果のある香り

アンティークオレンジは、甘くフローラルな香りがある中香品種。
お部屋に飾ると香りがふんわりと広がり、リラックス効果があります。

香りが強すぎないため、プレゼントとしても人気があります。

アレンジにぴったりのラインフラワー

キンギョソウといえば、草丈の長さが特徴。
長く伸びた茎に花が並んで咲くラインフラワーで、スタンド花などのアレンジにぴったりです。

花は下から順に咲き進みますので、上の花が咲ききった頃には、下の花がしおれてしまっていることも。
咲き終わった花は摘み取っていくことで、綺麗な見た目を楽しめますよ。

キンギョソウ(スナップ)「アンティークオレンジ」の水揚げ・お手入れ方法

アンティークオレンジの水揚げ方法

アンティークオレンジを長持ちさせるためには、お花に合った水揚げが必要不可欠です。
具体的には、以下の手順で水揚げを行いましょう。

アンティークオレンジの水揚げ方法

  • 不要な葉を取り除く
  • 新聞紙で花を包む
  • 茎の先端をカットする
  • 花に元気がない場合は湯揚げする

不要な葉を取り除く

茎の下部分についている葉は、あらかじめ取り除いておきましょう。
葉が水につかると、花に栄養が行き届きづらくなってしまいます。

新聞紙で花を包む

アンティークオレンジは草丈が長く、茎が折れ曲がりやすい特性があります。
折れを防ぐために、新聞紙で花全体を包んでおきましょう。

茎の先端をカットする

茎の先端3cm程度を、切れ味のよいハサミでカットします。
茎に太さがあるため、導管を潰さないように注意しましょう。

花に元気がない場合は湯揚げする

花に元気がない場合は、茎の切り口を80℃程度のお湯に数十秒つけ、湯揚げをしてあげましょう。
湯揚げすることで、導管内の細菌や空気が抜け、水揚がりが良くなります。

湯揚げの後は、お湯につけた部分の茎を切り戻し、冷水に2~3時間つけておきましょう。

キンギョソウ(スナップ)「アンティークオレンジ」の花言葉

アンティークオレンジのようなオレンジ色のキンギョソウには、特別な花言葉がつけられていません。
キンギョソウ全体の花言葉である「おしゃべり」「上品」といった意味を込めることができます。

「おしゃべり」などプレゼントの際には要注意の花言葉がありますので、他のポジティブな意味を持つお花と組み合わせて贈るとよいでしょう。

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