花図鑑

バラ「サニーシンディ」の色や咲き方の特徴、水揚げ方法

2023.10.19

バラ品種図鑑「サニーシンディ」

Bloom Note編集部

Bloom Note(ブルームノート)編集部です。お花のお手入れ・アレンジメント方法から、お花屋さんの仕事に必要な知識まで、お花が好きな全ての人に役立つ情報を配信しています!

サニーシンディ」は、見ているだけで元気が出るようなイエローカラーのバラの品種です。
「スプレー咲き」と呼ばれる、1本の茎から複数のお花が咲くタイプで、ボリューム感もあります。

今回はバラ「サニーシンディ」の見た目や香りの特徴や水揚げ方法、プレゼント前に知っておくべき花言葉などを紹介します。

バラ「サニーシンディ」の主な特徴

  • 1本の茎に複数の花が付くスプレー咲きの品種
  • 元気が出るようなイエローカラー
  • 紅茶の葉に似た上品な微香

バラ「サニーシンディ」の特徴

特徴早見「サニーシンディ」色・咲き方・香りetc

イエロー
咲き方 スプレー咲き、高芯咲き
香り 微香
サイズ 中輪
出回り時期 通年
主な生産地 静岡県

バラ・サニーシンディの特徴は上記の通りです。
咲き方や色、香りの特徴について、詳しく見てみましょう。

1本の茎に複数の花が付くスプレー咲きの品種

サニーシンディは、バラの中でも「スプレーバラ」と呼ばれる品種です。
通常のバラは1本につき1つのお花しか咲かないのに対して、スプレーバラはひとつの茎から枝分かれして、複数のお花を咲かせます

スプレーバラのサニーシンディは、1本のみを飾ってもボリューム感がありゴージャスな雰囲気を味わえるお花と言えるでしょう。
また、枝分かれしているところを切ってまとめると、小さなブーケのように楽しむこともできますね。

元気が出るようなイエローカラー

サニーシンディは、鮮やかなイエローカラーのお花です。
上品で少し気取った印象を持たれやすいバラの花ですが、サニーシンディはその中でも親しみを感じやすく、男性へのフラワーギフトにもおすすめできます。
見ているだけで元気が出るような鮮やかなサニーシンディは、お部屋の雰囲気をパッと明るくしたい時にもピッタリですね。

紅茶の葉に似た上品な微香

サニーシンディは、紅茶のような上品な香りを持つお花です。

「バラの香り」と聞くと、強くコクのある甘い香りを想像する方も多いかもしれません。
しかし、実は一口にバラと言っても、品種によって異なる香りを持っているのです。
サニーシンディはバラの中でも上品で優雅な印象の優しい香りを持つため、強い甘い香りが苦手という人にもおすすめです。

バラ「サニーシンディ」の水揚げ方法

お手入れ方法「サニーシンディ」水揚げ・お手入れ方法

サニーシンディを長く綺麗な状態で楽しむためには、適切なお手入れを続けることが欠かせません。
お花を購入後、花瓶に活ける前に以下の手順で水揚げ処理をしてあげることで、長持ちしやすくなります。

サニーシンディの水揚げ方法

  • 不要な葉や棘、外側の花びらをカットする
  • 茎の先端を切る
  • 浸水にじっくり浸ける

不要な葉や棘、外側の花びらをカットする

サニーシンディのお花を長持ちさせるためには、最初に不要な葉を取り除きます。
葉が茂ったままだと、葉に栄養が取られてしまい、お花に栄養が行き届かなくなります。

茎に棘がある場合も、最初に取り除いてあげましょう。
棘がそのままだと、花を傷つけてしまったり、水替えの際などに手を傷つけてしまう原因となります。

また、外側についている花びらは、サニーシンディが成長する過程で傷ついてしまうことも多いです。
そのため、外側の花びらも同様に事前にカットして飾ることをおすすめします。

茎の先端を切る

葉や棘を取り除いたら、切れ味の良いハサミをやナイフを使って茎の先端を2〜3cm程度カットします。
この処理を行うことで、切り口が新鮮な状態となり水を吸収しやすくなります。
また、斜めに刃を入れてあげることで断面が広くなり、より水をたっぷり吸えるようになります。

水揚げ促進剤などを持っている場合は、この後に切り口を3~5秒間ほど浸けてあげましょう。

深水にじっくり浸ける

茎の先端をカットしたら、深水に浸けて水が上がるのを待ちましょう。
サニーシンディは茎が細く水が下がりやすいため、たっぷりの水に長時間、じっくりと深水に浸けておくのがおすすめです。
1時間以上浸けておくことで、徐々に水が上がってきてお花が元気になってくるはずです。

バラ「サニーシンディ」の花言葉

サニーシンディは、「友情」「嫉妬」「包容力」などの花言葉を持っています。
「友情」「包容力」といった花言葉があるため、恋人へのプレゼントだけでなく、友人や上司、家族などへの贈り物にも良いでしょう。

ただし、黄色いバラには「嫉妬」という花言葉も含まれています。
誤解を生まないか不安な場合は、伝えたい気持ちを書いたメッセージカードも添えてあげると安心です。
また、本数によってもネガティブな意味を持ってしまうことがありますので、以下の記事で詳しく確認してみてください。

バラの色・本数別の花言葉はこちら

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