「カルピディーム+」(カルピデューム)は美しいフリルのような花びらと、ピンクを帯びたオレンジ色のグラデーションが特徴のバラです。
華やかで優美な花型から、オレンジ色のバラの代表として挙げられることも多く、バラの中でも人気の高い品種です。
2010年フラワー・オブ・ザイヤーで最優秀賞を獲得したバラとしても名を馳せています。
「カルピディーム」とはラテン語で「その日を摘め」という訳で、「今、この瞬間を生きる」という意味を持ちます。
鮮やかな色合い、風になびくようなフリルの花びら…。その瞬間を輝くばかりに咲き誇る姿は、まさにその名の通りですね。
バラ「カルピディーム+」の主な特徴
- ピンクを帯びたオレンジ色の美しいグラデーション
- フリルのような花びらは質感がなめらかで硬く、厚みがある
- 花もちに優れ、ゆっくりと大きく開花
花の卸販売サイト「フラワースミスマーケット」
家庭用カルピディーム+が5本から購入できる
「Flower Smith Market」は花の仕入れ専門サイトです。バラ「カルピディーム+」の産地・生産者情報や、おすすめの水揚げ方法なども掲載しています。
バラ「カルピディーム+」の特徴
カルピディーム+はピンクオレンジ色の優しいグラデーションが魅力的なバラ。
フリルのような花びらで巻きも多く、美しく華やかな花型が特徴です。
日持ちがよく、花びらがしっかりしており扱いやすいのもポイントです。
色 | オレンジ |
タイプ | スタンダード(STD) |
サイズ | 大輪 |
咲き方 | 半剣弁高芯咲き |
開花速度 | ゆっくり |
香り | 微香(上品な紅茶の葉の香り) |
出回り時期 | 通年 |
原産国 | オランダ |
ピンクを帯びたオレンジ色の美しいグラデーション
カルピディーム+の花びらはややピンクを帯びた、アプリコットのような優しいオレンジ色です。
中心から外側へグラデーションになっており、どこか幻想的な雰囲気も漂います。
ドライフラワーでは柔らかいオレンジから濃いピンクオレンジへと変化するため、生花として咲いている時とはまた異なった魅力を楽しめます。
フリルのような花びらは質感がなめらかで硬く、厚みがある
カルピディーム+のひらひらとしたフリルのような美しい花びらは、一見繊細そうに見えますが、硬めで厚みがあるしっかりとした花びらです。
そのため大輪のバラの中でも扱いやすく、フラワーアレンジメントにも向いている品種です。
美しい花型とボリュームを兼ね備え、店頭でもひときわ存在感を発揮するバラです。
花もちに優れ、ゆっくりと大きく開花
カルピディーム+は花もちに優れているため、店頭にも置きやすく扱いやすいことも特徴です。
そのためウエディングの装飾やブーケ、贈り物やデイリーに、様々なシーンで活躍します。
ゆっくりと開花し、満開時には女性の手のひらサイズにまで大きくなることも!
バラ「カルピディーム+」の水揚げ・お手入れ方法
花もちに優れしっかりとした花びらを持つカルピディーム+ですが、店頭に置く前に適切なお手入れをすることでより長持ちさせることができます。
具体的な下処理・水揚げの手順は以下のとおりです。
- 下葉と棘の処理
- 茎をカットし、水揚げ促進剤につける
- 深水につけておく
下葉・棘の処理
水に浸かる部分の葉は全て取り除きます。
花に栄養が行き届きやすい状態になるので、この処理は必ず行いましょう。
他のバラ品種と同様に、棘も丁寧に取り除きます。
この後水揚げに入りますので、下葉と棘の処理はできるだけスピーディーに行います。
茎をカットし、水揚げ促進剤につける
カルピディーム+の茎を下から2~3センチ程度、斜めにカットします。
斜めにカットすることで断面が大きくなり、より水が揚がりやすくなります。
カットした茎の切り口を、水揚げ促進剤に3~5秒間ほどつけます。
深水につけておく
清潔なバケツにたっぷり水を張っておき、カルピディーム+の茎を水揚げ促進剤につけた後は素早くバケツに移します。
花首まで浸かるくらいの深水に2~3時間程度つけ、水がしっかりと揚がるのを待ちましょう。
バラ「カルピディーム+」の花言葉
カルピディーム+には、他のオレンジ色のバラと同様に「絆」「すこやか」「友情」「無邪気」などの花言葉があります。
元気を与えてくれるカルピディーム+の色彩や美しい花型にぴったりの花言葉ですね。
お見舞い用としても、男性へ贈る花束としてもおすすめです。
家庭用カルピディーム+が5本から購入できる
初回送料無料、小ロットから仕入れが可能
Flower Smith Marketではカルピディーム+を5本から卸売価格で販売しているため、小ロットで購入したい花屋さんも気軽に仕入れることができます。