胡蝶蘭の豆知識

胡蝶蘭の学名は?名前の由来や別名なども紹介

2024.03.26

胡蝶蘭の学名 由来や別名を紹介

Bloom Note編集部

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胡蝶蘭は品種ごとに異なる学名がつけられています。
一般的に胡蝶蘭と言われている種類の学名は「Phalaenopsis Aphrodite (ファレノプシス アフロディーテ)」となります。

この記事では、胡蝶蘭の学名や由来、意味などについて解説します。

この記事を読むと分かること

  • 胡蝶蘭の学名は「Phalaenopsis Aphrodite 」
  • 胡蝶蘭の別名はMoth orchid(英名)やPhalaenopsis(属名)
  • 学名は「蛾の女神」という意味で由来はギリシャ語

胡蝶蘭の学名

一般的な胡蝶蘭の学名は「Phalaenopsis Aphrodite (ファレノプシス アフロディーテ)」で、意味は「蛾の女神」となります。

胡蝶蘭には学名の他にも以下のように和名や別名がつけられています。

学名 Phalaenopsis Aphrodite (ファレノプシス アフロディーテ)
和名 胡蝶蘭(コチョウラン)
英名 Moth orchid(モス オーキッド)
別名(属名) Phalaenopsis(ファレノプシス)

日本では和名の「胡蝶蘭(コチョウラン)」で呼ばれており、英名は「Moth orchid(モス オーキッド)」で意味は「蛾の蘭」となります。

胡蝶蘭は品種や原種によって学名が異なるため、コチョウラン属(ファレノプシス属)に属する胡蝶蘭をまとめて「Phalaenopsis(ファレノプシス)」と呼んでいる場合もあります。

「Phalaenopsis Aphrodite (ファレノプシス アフロディーテ)」以外の胡蝶蘭の品種と学名には以下のようなものがあります。

学名 読み方 英名
Phalaenopsis amabilis ファレノプシス・アマビリス Moon Orchid
Phalaenopsis bellina ファレノプシス・ベリーナ The beautiful Phalaenopusis

胡蝶蘭の学名の由来

胡蝶蘭の学名「Phalaenopsis Aphrodite」は、属名である「Phalaenopsis (ファレノプシス)」とギリシャ神話に登場する女神の名前「Aphrodite(アフロディーテ)」が語源となっています。

「Phalaenopsis (ファレノプシス)」は「蛾のような」という意味のギリシャ語の造語で、以下の2語が合わさってできています。

単語 読み方 意味
phalaina ファライノ
opsis オプシス ~のような、見立て

元々は胡蝶蘭の長い花茎に丸い花が咲く姿が蛾(蝶)に見えたことが由来とされています。

海外では蛾と蝶が区別されていない場合が多く、日本人のように蛾に対するマイナスイメージを抱いていません。
華やかな花の例えとして、蛾を意味する「phalaina」が名前として使用されています。

和名「胡蝶蘭」の由来

日本では胡蝶蘭が伝来した際に蝶が羽を広げているような姿から「胡蝶蘭」と和名が付けられました。

胡蝶蘭の共通の花言葉、「幸福が飛んでくる」も蝶をイメージした花言葉になっています。

まとめ

胡蝶蘭の学名は「Phalaenopsis Aphrodite (ファレノプシス アフロディーテ)」で、意味は「蛾の女神」という意味です。
学名以外にも、英名などの別名が以下のようにつけられています。

学名 Phalaenopsis Aphrodite (ファレノプシス アフロディーテ)
和名 胡蝶蘭(コチョウラン)
英名 Moth orchid(モス オーキッド)
別名(属名) Phalaenopsis(ファレノプシス)

Phalaenopsisは「蛾」と「~のような」という単語を組み合わせた言葉で、属名としても利用されています。
胡蝶蘭は品種によって異なる学名がつけられていますので、気になる品種があれば検索してみましょう。

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